名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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レハール「メリーウィドウ」を映像で観る

2015-02-27 16:07:22 | Weblog
2015.2.27(金)
 メトロポリタン(MET)・オペラの最新公演を映画館の大スクリーンと迫力の音響で観る映画会を名駅のミッドランドスクエアシネマで催している。
 今日は、2015年1月17日にMETで上演されたフランツ・レハールのオペレッタ「メリーウィドウ」を鑑賞した。
 なまで観るオペラと映画では臨場感に圧倒的な差があることは否めないが、映画ではオープニングの解説、休憩を利用しての主な出演者や演出者のインタビュー、舞台装置、場面場面のクローズアップ、詳細な翻訳など観る面白さを満喫させる工夫が随所に取り入れられていて決して飽きない。
 あらすじは、1905年当時のパリ。パリにあるポンテヴェドロ(仮想の小国)公使館では、公使のツェータ男爵が悩みを抱えていたが、それは老富豪と結婚後わずか8日で未亡人となったハンナが、パリに居住を移したこと。もしハンナがパリの男と結婚したら、莫大な遺産が母国ポンテヴェドロから失われることとなり、国の存亡に関わるというもの。 そこでツェータ男爵は、公使館の書記官ダニロを彼女と結婚させて、遺産が他国に流出するのを食い止めようとし、そして最後にはめでたし!めでたし!となる軽妙なオペレッタである。
 出演者は、指揮:アンドリュー・ディビィス、未亡人ハンナ・グラヴァリ:ルネ・フレミング、ツェータ男爵:トーマス・アレン、ダニロ:ネイサン・ガン  
コミックな筋の運び、キャバレー・マキシムでの華やかな踊り、有名な「ヴィリアの歌」や「女・女・女のマーチ」などがあって、最後まで実に楽しい。朝10時の開演であったが、結構な観客で賑わっていた。オペラを映画で観るのは邪道かもしれないが、オペラ鑑賞の入門としては近道かもしれない。


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