どちらかと言えばドキュメンタリーのような。
イギリスが19世紀から密かに1970年代まで行なってきた植民地への「児童移民」を暴きだしたソーシャルワーカーの実話。
映画もしっかり作ってあるし、俳優陣の演技も良い感じ。しかし、現実に起こった出来事の内容と、100年以上続けてきたその悲劇が「なかったことになっていた」
衝撃に心が揺れた状態では映画の方が霞んでしまったような気がする。
孤児だけでなく貧困層の親子を引き離し、お互いに「死んだこと」にしてオーストラリアでの強制労働。そこにどんな事情があって、なぜ教会がそれを仕切っているのか
全く理解できないけれど、少なくとも「人助け」「子供のため」だけでは説明がつかないだろう。移民たちの希望は「自分が何者なのか知りたいだけなんです」だけ。
そのために活動している主人公を妨害する教会支持者?や過去の不祥事をひた隠しにする政府。人間の良心と裏腹の醜さについて考えるいいキッカケになった。
イギリスが19世紀から密かに1970年代まで行なってきた植民地への「児童移民」を暴きだしたソーシャルワーカーの実話。
映画もしっかり作ってあるし、俳優陣の演技も良い感じ。しかし、現実に起こった出来事の内容と、100年以上続けてきたその悲劇が「なかったことになっていた」
衝撃に心が揺れた状態では映画の方が霞んでしまったような気がする。
孤児だけでなく貧困層の親子を引き離し、お互いに「死んだこと」にしてオーストラリアでの強制労働。そこにどんな事情があって、なぜ教会がそれを仕切っているのか
全く理解できないけれど、少なくとも「人助け」「子供のため」だけでは説明がつかないだろう。移民たちの希望は「自分が何者なのか知りたいだけなんです」だけ。
そのために活動している主人公を妨害する教会支持者?や過去の不祥事をひた隠しにする政府。人間の良心と裏腹の醜さについて考えるいいキッカケになった。
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