今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

長岡大花火 打ち上げ、開始でございます 6

2024-06-29 19:01:54 | ノーヒットノーラン
映画館で正解!
名前だけは聞いたことがあった長岡大花火のドキュメント。地元の企業からお金を集めて作った作品らしく、前半は歴史資料館の映像みたい。特に中学生の空襲もの演劇を長尺で見せられたのはつらかった。
でもラスト30分は本当に圧巻だった。日本有数のスケールの花火の空撮はもちろん、燃えカスがバンバン降ってくる打ち上げ現場の絵は大迫力。昔「打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか」って映画があったけど、圧倒的に下だ!観客が見たことがないものを代わりに見せてくれる映像の力。絶対に見るならテレビやPCではなく映画館だ。
…というか、やっぱり本物を観に行きたい!あの、音と音圧を肌で感じたい。今年の8月3日は無理だから、来年!


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90歳、なにがめでたい 7

2024-06-29 10:19:05 | ノーヒットノーラン
そりゃそうだよな。
88歳で小説を書くのを辞めて、のんびり、でも鬱々とした日々を送っていた佐藤愛子さんが、こちらも時代遅れのおっさん編集者に出会い、共に生きがいを見つけていく話。共感するポイントはたくさん、でも愛子さんのほうはまだ40年も先で全く実感わかない。専ら唐沢寿明演じる昭和編集者に自分を重ねた。出世は興味ないけど、現場は好きで、それなりに努力もしているし、実績もあるつもり。でも社会の大きな流れには贖えず、さらに会社の中での意思決定や空気からの疎外感をヒシヒシ感じる。家族は愛してるけど、子育てがうまくいってる自信はない。悩めるおっさんに大先輩からのアドバイスはシンプル「周りにちょっと迷惑かけても、自分のやりたいことをする暴れ猪でいい」もうひと暴れさせてもらうか。
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