僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

イケメン・イクメン・イケダン…

2011年12月28日 | 日常のいろいろなこと

「イケメン」という言葉は、つい最近、世に出てきたような感じを受けるが、
手元の電子辞書の広辞苑を引くと、そこに「いけ面」という言葉が出てくる。
まさか、広辞苑にこの言葉が載っているとは思わなかったのでびっくりした。
次のような説明が書かれている。

~いけ面~
「いけている」の略「いけ」と、顔を表す「面」とをあわせた俗語か。
多く片仮名で書く。男性の顔かたちがすぐれていること。

広辞苑に載るくらいなのだから、俗語とはいえ、
これはもう、認知された日本語になったと考えていい。

このイケメンから転じた言葉も、いろいろあるようだ。

育児を積極的にやる男性は、イクメン。
そして家事に熱心な男性は、カジメン。
そんな言葉が世間で流行している昨今である。

さしづめ、妻と2人でモミィの子育てをする僕は、イクメンの部類かも知れない。
そして家庭での料理、洗濯などの家事を受け持っている今、カジメンでもある。

しかし、イクメンはともかく、カジメンというのは、一説によると、
在職中は仕事一途に生きて 家庭をまったく顧みなかった男性が、
定年退職後にそれを反省し、家事に精を出し始めることを指すのだと言う。

でもまあ、反省するというより、毎日ヒマでぶらぶらしているので、
「あなた、少しは家のことも手伝ってよ」と、奥さんからボヤかれて、
しぶしぶやり始めた…というケースも多いのではないだろか、とも思う。

だけど、僕の場合は違いますよ。
自分から率先して家事をやり始めたわけですからね(ほんまでっせ~)
妻ひとりがモミィの育児と家事全般をこなすのは、きつすぎると思うしね~

それはまあ、余談でしたが…

ところで、最近では「イケダン」という言葉が注目されているそうだ。
「イケてるダンナ」の略語である。それってどんなダンナなのかと言うと…
仕事をバリバリとしながらも、家庭を大切にし、妻の手助けをする男性とのこと、
…らしい。 ふ~む、カッコいい~。

奥さんは幸せだろうね~

それにひきかえ僕などは、若い頃を振り返ってみると、
別に仕事一途でもなかったのに、家庭もほとんど顧みず、
2人の子どもが小さい頃は、仕事は毎日定時に終っていたのに、
まっすぐ帰宅することなく、パチンコに通い続けていた時代があった。
グチのひとつもこぼさなかった妻には、大いに感謝しなければならない。

イケるダンナではなく、イケナイダンナという意味では、
僕も若い頃は「イケダン」だったんだな~と思ってみたり。
(なんや、それは?)。

それにしても、仕事を定年退職した今、自分がカジメンやイクメンになってみて、
育児や家事というのがどれほど過酷なものかということを否応なく知らされた。

本当に専業主婦というのも、実にしんどい仕事なんですよね。
(外へ勤めに出ているほうが楽じゃないか…と思うほどだ)

先日、友人にその話をしたら、ケケケッと友人が笑い出した。
そして、こんなことを言うのである。

「イクメンやて…? そんなエエもんかいな。あんたはイクジィやで」

「イクジィ…?」  なに、それ? 
「孫らを育てるのに熱心なおジイちゃんのことや」と友人。
つまり、漢字を当てると「育爺」ということになるのだそうだ

実際、孫や地域の子育てに熱心な熟年男性が増えているそうで、
そういう人たちが、イクジィなどと読ばれているという。でもなぁ…
爺ちゃん…なんて呼ばないでくれ。まったく~

「そうしたら僕は、カジメンでもないわけか。つまり…」と僕が言うと、
「そうや。カジメンと違う。カジジィや。がははははは~」

イクジィ(育爺)…?

カジジィ(家事爺)…?

なんだかねぇ~ 

 

 

 

 

 

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