11月も終盤に入り、日本中のあちこちで鮮やかな紅葉の映像がテレビなどで映し出されています。その綺麗な景色には、つい見入ってしまいますね。
そんな紅葉ですが、なぜ「紅葉狩り」と言うのでしょう?
テレビでも、「紅葉狩り」と、繰り返し言っています。
桜を見るのは「お花見」なのに、紅葉を見るのは「紅葉狩り」。
「狩り」といえば、いちご狩りやぶどう狩りじゃないの?
…と、以前から不思議に思っていたのですが、わざわざ調べることもしなかったのですが、最近はやたらにこの「紅葉狩り」という言葉が耳に入るので、いちおう調べてみました。すると、こんなことがわかりました。
時は平安時代にさかのぼります。
この時代の貴族たちの間では、「歩く」というのは品がない、とされていたそうです。で、外出には「牛車」に乗って出かけるのが普通だった。
ところが、紅葉を見に行こうと思えば、山に行かなければならない。牛車で山の中を進むのは困難なので、やむを得ず歩いて行ったのですが、品のない「歩く」とは決して言わず、獣や鳥を捕まえる行為を指す「狩る」と表現した、ということなんだそうです。つまり「歩く」とは言わず、狩りに見立てて「紅葉狩り」と呼んだというわけ。まぁ、あくまでも一つの説らしいですけどね。
それにしても、なんで歩くのが「品のない」ことなんでしょうね。
ウオーキングが趣味の僕としては、気を悪くしてしまいますわ。
まぁ、大昔の平安時代のことですから、別にええけどね(笑)。
さて、紅葉と言えば、これまでいろんな紅葉を見てきていますが、最も印象に残っているのはどこだったろう、と記憶をたどってみたところ…
京都の光明寺の紅葉が一番だったかな。あの風景は今も忘れられません。
今から17年前。2005年(平成17年)の秋でした。
モミィが生まれて一ヵ月ぐらいの時だったのですが、妻と2人で京都の光明寺へ紅葉を見に行きました。これが素晴らしかったです。
その時に撮った写真を掲載します。(2005年11月26日)
★ おまけ ⤵
光明寺を歩いたあと、近くの西山公園というところで休憩。
近くで買ったワンカップを2本飲んで、上機嫌な様子です。
顏の色が「紅葉色」になっています(笑)。
やっぱり、花よりお酒?
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