僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

確定申告の小さな「旅」

2015年02月04日 | 日常のいろいろなこと

おととい、確定申告をパソコンで作成した。

毎年この時期に税務署からハガキが来るので、
「あ、そうか。もうそんな時期なんだ」
と1年の早さを思う。

源泉徴収票や社会保険、生命保険類の通知書、
あるいは医療費の領収書と明細書などは、
妻が保管・作成してくれている。

僕はそれをもらって、PCで国税庁のホームページにある
「確定申告作成コーナー」にアクセスし、必要事項を
入力していくだけで、画面が勝手に計算してくれる。
そしてそれを印刷して、はい出来上がり。
実に便利なシステムである。

そして昨日はそれを持って所管の税務署までテクテク歩いた。
わが家から税務署まで10キロ少しあるが、そこを往復歩く。
これは今では毎年の「恒例」である。けっこう、楽しい。

歩くことが好きなので、半日かけて30キロほど歩くこともある。
その場合は趣味と健康のために歩いているのだけれど、
この日は、目的地に用事があって歩いて行くのだから、
趣味と実益を兼ねている分、達成感がより強いんですよね。

さて、税務署へ着くと、カウンターはガランとしていた。
「おはようございます」と女性署員が笑顔で迎えてくれた。

「確定申告をパソコンで印刷して持ってきたのですが…」
と言うと「はい、拝見しますね~」と女性署員(←愛想がいい)

6枚の用紙にさ~っと目を通し「はい、結構です」
と、控用の用紙に受付印を押してくれ、
「還付金のお支払いは1ヶ月程度かかることがありますので…」
と言って、6枚のうちの3枚を僕に返してくれた。

その間、約1分だ。
僕は「ではよろしく~」と言ったあと、トイレに行き、
今入ってきたばかりの税務署の玄関を出て、帰途に着く。

片道2時間、往復4時間をかけて、用件は1分で終了だ(笑)

帰りは、沿道の「ドン・キホーテ」や「ユニクロ」に入り
店の中をうろつきながら、いろいろ「視察」する。

「ドン・キホーテ」という店は、実にいろんなものが売られている。
こういう店が家の近くにあれば便利だろうなぁ。

またテクテク歩き、スポーツクラブのコスパへたどり着く。
リュックの中に、タオルや着替えを入れている。
20キロ余り歩いた後だから、汗もかいている。
足も疲労しているだろう。ほぐさなきゃね~

お風呂に入って、サウナやシャワーや湯ぶねでリラックスする。
顔見知りの70代の爺ちゃんが「きょうは風呂だけ?」と聞くので、
「ええ、まぁ…」と僕が言うと「手抜きやなぁ。若いのに…」
(ここでは僕はまだ「若手」なのだ。あはは)
「せっかく来たんやから、ちょっとでも運動して帰りや」
爺ちゃんは笑ってそう言いながら、向こうへ行った。

4時間歩いてきたんですよん…と心の中でつぶやく。

帰宅すると、妻が太巻きのお寿司を作っていた。
そうだ、今日は節分なのだ。恵方巻き…というやつ。
また夜は、鬼の面をかぶらされ、モミィから豆を投げられる。

…やれやれ、誰が鬼やねん。
こんなやさしい鬼がおるか。
(自分で言うか?)

さてさて、昨日も、平和な1日でありました。

 

 

 

 

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 後藤さん 殺害か? | トップ | 名大女子学生 週刊新潮が実... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
泣いた赤鬼 (葉月)
2015-02-05 10:33:08
こんにちは^^

小さなお子さんが家にいるという事は、四季の行事の一つ一つを大切にするという事ですね。
ステキなことだと思います。

わたくしは、今年生まれて初めて節分の豆まきをしませんでした。
福豆は準備したのですが、
夜遅く帰宅してしまい、それから一人で豆をまく気持ちになれなかったのですね。
何だか寂しい思いです。

”こんな優しい鬼がいるか”
に笑ってしまいました。
幼いころ読んだ絵本『泣いた赤鬼』が好きでしたっけ。
なんだか豆まきするのが悪いような気持ちになったことを思い出します。

あ~、そういえば
ことしは初詣にも行きそびれたのですよ。
お札をもらってない・・・。
あわわわわ。
返信する
やさしい鬼もいる (のん)
2015-02-06 09:42:15
おはようございます。

おっしゃるとおり、四季の行事があるたびに、モミィの相手をしなければなりませんが、ステキなことだと言っていただくと、そうか~と思って嬉しい気持になります。

生まれて初めて〇〇をした…という話はよく聞きますが、生まれて初めて節分の豆まきをしませんでしたとは…初耳ですが(しかも初詣とダブルで)、残念でしたね。お豆まで準備されていたのに。でもその時の気分というものがありますから、仕方ないですよね。

「泣いた赤鬼」!
ありましたね~ そういうお話が。
息子たちが小さいとき、その絵本を読んでやったことを思い出しました。
これはぜひ、モミィにも言い聞かせてやらなければ。
渡る世間には、心のやさしい鬼もいるんですよね。
返信する
やさしいつながり (葉月)
2015-02-06 11:18:22
こんにちは。

福岡、和歌山で幼い子供が犠牲になる痛ましい事件が続き、本当に胸が潰れるような思いです。許せないです!

…と怒り心頭ながら
やさしい鬼で思い出しましたので、もうひとつ絵本のお話を。
確か【おにたのぼうし】という絵本がありました。
幼稚園時代に初めて手にして、ずいぶん長らく大切にしていました。
岩崎ちひろさんの絵が柔らかです。人間とお友だちになりたくて、帽子でその角を隠していた鬼の子がかわいそうで、おにたの隣にたくさんお友だちの絵を描き混んだのですよねぇ。
昔はやさしい子だったのに、いつの間にか"鬼の様に怖い"と言われるまでに。

何故なのかしら~。
返信する
♪清水港は鬼より怖い~ですが… (のん)
2015-02-06 16:55:28
今、葉月さんのブログへ遊びに行って、帰ってきたところで、このコメントを見ました。

弱者を襲う事件が続くのは、この国が変わってきたということでしょうか?
日本ではそんな残忍な事件はめったに起きないはずだったんですが…
最近は多いです。今回のことも断じて許せませんね。

「おにたのぼうし」ですか。
これもまた節分の豆まきに関わるお話でしたね。

いくら子供たちにやさしくしても、鬼はそこにいるだけで悪いと思われる…
そして「鬼は外」と、豆を投げられる。悲しく切ないお話でした。

おにたの隣にたくさんのお友達の絵を描いてあげたって、やさしいですね。
そのやさしい子が、いつの間にか「鬼のように怖い」ですか…?

まさかねぇ。
そんなこと、あれへんでぇ~(漫才のこだま・ひびき風に)
返信する

コメントを投稿

日常のいろいろなこと」カテゴリの最新記事