早朝、大阪は久しぶりの雨である。
最近、九州各地に豪雨の被害が出ているけれど、
大阪方面は、大雨が降っても長引かず、被害もほとんどない。
大阪というところは、比較的、災害の少ない地域である。
最近は地震らしい地震もなく、
僕が住む大阪府中南部は津波の心配もない。
雨の被害も滅多にない。
洪水を経験したことといえば、
ちょうど30年前の夏に集中豪雨で床下浸水したのが一度だけ。
あの時、1982年(昭和57年)はわが家も家族ぐるみで公民館へ避難した。
避難をした…という経験は、自分の長い人生でも、あのときだけである。
その年の7月末日に、台風が来たのだった。
そこでさんざん雨が降ったけれど、翌日は台風一過で晴天になった。
穏やかに晴れ上がった空を見上げ、やれやれ、これで一安心…
…と誰もがそう思ったはずである。
ところがその翌朝から、またも豪雨が襲ったのである。
天気予報でも、そんなことはひと言も言っていなかった。
まさか、台風が過ぎた直後に、こんな集中豪雨が来るとは…
気象庁が、60年に一度の大雨…と発表したほど凄まじい雨であった。
(いま、ちょうどその60年の半分の30年が経ったところだけど)
そんなことを思い出しながら、いま、このブログを綴っているが、
今日は、学校の終業式のところが多く、モミィの小学校もそうである。
今は雨だけど、家を出るときには止んでくれたらいいな、と思う。
4月、ピカピカの1年生になったモミィは、
行くときは近所の上級生や同級生たちと一緒に登校するが、
最近では帰り道は前半は友達と一緒で、後半は一人で帰ってくることが多い。
住んでいる場所が小学校からかなり離れているので、
いまでも途中まで迎えに行く親や祖父母が多いけれど、
わが家では、そういうことは4月の末でやめた。
いつまでも子供の自立を阻んではいけない。
妻は、モミィの帰ってきそうな時刻に玄関付近にいてやるだけだ。
よその子に比べ、どこか頼りなげなモミィだったけれど、数ヶ月経ち、
小学校で鍛えられてきたのか、ここのところ、かなりの変化が出てきた。
エレクトーンやダンス、キックベースなどで学校以外の友だちも増えた。
国語や算数の授業、はじめての給食、毎日の宿題、日直当番…
新しい生活に、モミィは好奇心を隠さず、楽しんでいる様子だ。
ただ、ああ言えばこう言う、という口のききかたをするようになったり、
注意をするとスネたりするけれど、これもまあ、成長のひとつと捉えたい。
6月に体調を崩して学校を3日間休んだけれど、
それ以外は遅刻も早退もなく、まずまず順調に1学期が過ぎた。
先日、懇談会で、担任の先生が妻に、
「人前で発表するとき、もう少し大きな声を出せばいいのですが」
とおっしゃったそうである。
話の内容はしっかりしていて、よく考えてモノを言う、とのこと。
そういえば、僕が付き添っているエレクトーン教室でも、声は小さい。
(家ではうるさいほどの大声を出したりするんですけどね~)
まあ、ともかく、今日でモミィの1学期が終わる。
これから40日余り、学校が休みになるということは、
モミィはほとんど毎日、朝から家にいるわけで…
保護者にとって、これはこれで、大変ですよね。
…さて、どうやら、今まで降っていた雨も、上がったようです。
では、幼稚園や小中学校に通う子供さんを持つご家庭の皆さん。
明日から始まる夏休みは大変ですけど、今日は節目の終業式です。
元気に送り出してあげてくださ~い。
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