僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

心房細動のこと

2014年05月24日 | 心と体と健康と

このあいだ、自宅に「第18回大阪・淀川市民マラソン参加申し込み案内」という封書が届いた。11月2日の開催である。淀川市民マラソンといえば、去年、ネットで申し込み、参加料を振り込んで、さぁ久しぶりのフルマラソンに挑戦だ~と意気込んだ大会である。


…で、数ヶ月間練習に励んだものの、なかなか25キロ以上走行距離を伸ばせず、あげくに体調を崩して参加できなかった大会だ(がっくり)。一応、去年の申込者として登録されているので、この「参加申し込み案内」が大会本部から送られてきたのだろう。ありがたい配慮だけれど、去年の夏から秋にかけての練習に無理があったのか、それ以降、体調不良に悩まされることが多くなった気がするうえ、最近、心房細動にちょっとした「異変」が起きたところなので、もう今年は申し込まない。激しい運動は今の僕の体には良くないんだもんね。(でも心臓に負担の少ないウオーキングなどはしています。一昨日は約20キロを4時間余りかけて歩きました)。


この心房細動というのは不整脈の一種だけれど、その話をすると「不整脈やったらオレもあるよ」という人が多い。自分で気づかないうちに脈が飛んでいて、心電図などの検査時にわかったりする。それも不整脈の一種である。


つまり一口に不整脈と言ってもピンからキリまであって、そういう自覚症状のない不整脈から、突然死に至る心室細動(かつて高円宮様が急死された不整脈)のような恐ろしい不整脈まで、さまざまである。僕は「心室細動」ではなく「心房細動」なので、死に至る病ではないのが救いだが、その発作が出ると、動悸が激しくなり、息苦しく、うずくまっていても全力疾走しているほどの脈拍数で、それはそれはしんどいものである。


発作時に服用した薬が効くのをひたすら待ち続ける間(1~2時間程度)、ふとこのまま心臓が止まるのでは…とひどく不安に襲われる。「のんさん、大丈夫ですよ。心房細動では死にませんから」といつか主治医が僕にかけてくれた言葉をそのたびに反復し、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせるのである。この時が、今の自分の人生で一番トホホな時間である。これさえ無ければ、あとの悩みは耳鳴りぐらいだ。まぁ、これはこれで24時間休みなしに鳴り続けで辛いけれど、心房細動のような喘(あえ)ぐような苦しみや危機感はありませんのでね~。


耳鳴りでお悩みの皆さん。現在、耳鳴り以上につらい症状がなければ、それはそれで「ま、いっか」と思ってください。むろん、耳鳴りのつらさはこの7年間で僕もよく知っているつもりですが、物は考えようですので…。


さて今週は、月曜日(19日)午前にスポーツクラブへ行き、水泳をしたあとジムで軽い筋トレをし、帰宅して昼食を口にしたとたん、ドキドキドッキンと心房細動が出て、約2時間寝転んでいましたが、4時ごろに収まりました。いったん収まると、もう元気なもので、5時からモミィをECCに連れて行き、レッスンを見学した後、迎えに来た嫁さんにモミィを連れて帰ってもらい、僕はそのまま一人で電車に乗って阿倍野に出て、昔の走る仲間の久しぶりの飲み会に出席し、大いに飲みました。「過度の飲酒」は避けなければならないはずでしたが、気分よく飲めたようで脈が飛んだりはしませんでした。嬉しかったですね~。


5月に入ってから、ほぼ禁酒を続けていましたが「もう、そろそろ1本ぐらいいいか」と油断してビールを飲むと、そのとたんに脈が飛び、心拍が乱れ始めたことがあったので、警戒していました。しかしその月曜日の夜の飲み会では、みんなでワイワイ騒ぎながら飲んで、いい気持になるばかりで、また飲んで…と、かなりの量を飲んだのですが、脈は飛びませんでした。…が、すっかり酔っ払って、最後のほうは記憶が飛びました。ビールを飲んで脈が飛ぶより、記憶が飛ぶほうがまだマシですよね(笑)。


ちなみにそれ以来、今日まで(4、5日の間ですが)心房細動は出ていません。
先週までまだ弱気が尾を引いていましたが、今、少~し自信が戻ってきました。

 

 

 

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