僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

大阪を襲った地震 恐怖の瞬間

2018年06月19日 | 日常のいろいろなこと

いやぁ、昨日の地震にはびっくりしました。地震って何の前触れもなく、いきなり来るので本当に恐ろしい。その瞬間、生きた心地がしませんでした。

大阪で震度6弱を記録したのは観測史上初めてのことだそうです。あの阪神大震災の時も、大阪(特に北部)は相当な揺れだったのですが、それでも震度は5だったらしく、今回の方が大きかったわけですよね。

僕は、昨日は未明から心房細動(不整脈)の発作が出て、午前3時ごろに薬を飲んで目を閉じ、ウトウトしながら収まるのを待ちました。が、なかなか収まらず、そのまま5時15分頃に起きました。キッチンでモミィのお弁当のおかずを何品か造って、あとから起きて来た妻にバトンタッチ。息切れする体を持て余しながら、また3階の自分の寝室へ戻り、ベッドに寝転びました。

そして知らない間に眠ってしまったのですが、地震が起きたのはその時でした。午前7時58分。ガタガタガタっと耳をつんざくような猛烈な音がして部屋が揺れました。家全体がひっくり返るのではないかと思うようなすごい揺れで、僕は「うわぁっ」と叫びながらベッドから飛び起き、転げ落ちるようにして2階へ降りると、妻がテーブルの下にもぐっていました。

しばらくして揺れが止まり、とりあえずホッとしてテレビをつけると、どこのチャンネルも地震速報を流していました。震源が大阪府の北部だったことや、震度が6弱だったことなどをそれで知ったわけですが、地震の少ない大阪ではきわめて珍しいことでした。

僕が住んでいるところは大阪府の南部に位置しており、震度は4ということでした。それでも、僕は3階で寝ていたこともあり、その揺れようはものすごかったです。これが震度6だったら一体どうなるのか? と、考えただけでも体がすくみます。

テレビでは、最初は目立った被害はないような報道だったのが、次第に、大阪府の北部で火災が発生したり、風呂屋さんの煙突が崩れ落ちたり、道路から水が噴き出していたりと被害の様子が明らかになり、ついには小学生の女の子がプールの塀の下敷きになって心肺停止、という悲痛なニュースが流れ、その後も数人死者が出たという報道が続きました。

僕がこれまで大きな地震に遭った経験というのは、23年前の阪神淡路大震災の時だけでしたが、今回は大阪が震源ということで、それにも驚きを禁じ得ません。

それにしても、いま思い出してもゾッとします。

あの、ガタガタガタッ! と、猛烈に揺れ出した時は、このまま家が倒れて自分も死ぬんじゃないか、との恐怖が全身を貫きました。いま、思い出すだけでも本当に怖かった。「寿命が縮まる思い」とはこのことでしょうか。ま、その影響と言えるかどうか知りませんが、揺れた後、テレビのニュースに見入っているうちに、いつの間にか心房細動が収まっているのに気づきました。

また、モミィはというと、その時間にはもう学校に着いており、むろん授業はまだ始まっておらず、教室内には数人がいただけで、揺れた時はみんなびっくりしたと言ってました。いつも早い目に学校へ行っていますが、もし電車に乗っている時に地震が起きたら、そこで足止めをくっていたことでしょう。

地震はまだ続いています。今朝も5時前にガタガタッと小さく揺れ、それで目が覚めました。1週間ぐらいは余震が続く可能性があるとのことで、まだ安心するのは早いですよね。

昨日はこのブログを通じて知り合った何人かの方々から「大丈夫ですか?」とのメールをいただきました。

はい、今のところ大丈夫です。
ありがとうございました。

 

 

 

 

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3 コメント

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怖かったです (yukari)
2018-06-19 16:58:37
のんさんも、ご無事でなによりでした。
うちも、なんとか無事でしたが
阪神大震災が頭をよぎり、ほんとにしばらくは
母とガタガタ震えていましたが、旦那さんは東北の震災経験者なので、これくらいやと大丈夫や、とかいううたりしてのんびりパソコンしてる姿をみて、いらっとしてましたww
南海トラフとの関連性はないそうですが、、一説には二日後に本震がくるのが、今までの大震災のパターンだそうで、、、、ほな、明日か?と思うと
また怖くて眠れません。。
心房細動も収まってよかったです。
母も血圧も上がっていたでしょうが、犬の餌やら、避難用具をひっぱり出してきて張り切っていました。火事場の馬鹿力とはこのことか?
なにしろ、備えあれば憂いなしで、水や食料の蓄えはしておかないとだめですね(><)
返信する
ご無事でなによりです! (みゆき)
2018-06-19 19:23:40
関西圏は地震が少ないので大きな地震に大変驚かれた事と思います。
のんさん、寝るときには手元に懐中電灯あります?夜中に停電したときに備えての非常灯はありますか?予備の電池も!

東日本大震災のあと、わたしが生きているうちには、もうそんな大きな地震は来ない!はず!です!
な―んて強がり言ってましたが、こればっかりは神のみぞ知る…ってことでしょうか。
それにしても阪神大震災の教訓が生かされずに、倒れてきた壁で命を失った女の子が可哀相です…。
のんさん、余震に気を付けて、でもあまりナーバスにならないようにお過ごしくださいませ。
返信する
ご心配をおかけしました (のん)
2018-06-20 15:50:19
yukariさんへ

yukariさんの旦那様は、たしか仙台の方でしたよね。
あの震災を経験されたら、そりゃぁ「これくらい」という感覚でしょうね。
でも大阪はほとんどそんな大地震は起きないので、慣れてませんし。
僕なんかは根っからの怖がりですし。本当に怖かったです。

地域的に見ても、わが家よりyukariさん宅の方が揺れが激しかったと思います。
ご家族のみなさん、ご無事でなによりでした。

まだ数日は油断ができないということなので、
全面的に安心、というわけにはいきませんけど、
もうそろそろ大丈夫かな、とも思い始めています。

以前はいざという時のために、防災対策をいろいろしていましたが、
最近は水や食料の貯えも何もしていないし、
昨日見たら、懐中電灯の電池も切れていました。
これではあきませんわ。

きちんと備えをしておかなければ、と、痛感しています。


みゆきさんへ

みゆきさん。ご心配をおかけしました。
地震の少ない地域に住んでいるので、あの瞬間、
僕自身、人生で最大の恐怖を感じたと言っても過言ではありません。

関東地方の方は、東日本大震災を経験されているので、
地震の本当の怖さを身に染みて感じておられると思います。
一度大きな地震が来たら、もう生きているうちには二度と来ない、
と思うのも、ごく普通の考え方ですよね。僕もそう思います。
でも、何が起きるか一寸先は闇、というのが現実ですね。
亡くなった小学生の女の子も、あまりにも不運で気の毒です。
自然災害と言うのはつくづく怖いものだと再認識しました。

寝る時は、心房細動の薬とかはいつでも持って逃げられるように、
枕元に置いていますが、懐中電灯はこのごろ置いていません。
それどころか、さきほどのコメントにも書きましたが、
予備の電池どころか、電池そのものも切れていました。
停電や断水などに備えて、またきちんと見直しをします。
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