今は、7月27日(金)の午後10時10分前である。
ロンドンオリンピックの開会式が明日の未明に迫ってきた。
…つまりオリンピックは、現時点ではまだ開幕していないのだ。
それなのに、連日、「五輪サッカー」の盛り上がりはどうだ。
すでに、オリンピックの開会式も終わったかの如くである。
まあ、盛り上がるのも無理のない話だ。
おとといの「なでしこジャパン」が2対1でカナダを破れば、
昨日の男子は、優勝候補の強豪スペインに1対0で勝った。
男子が入れた唯一の得点は、大津という選手が叩き出した。
テレビで「大津」というから、大津市のいじめ自殺問題かと思った。
ニュースのトップは、サッカーの「大津」に変わってしまった。
そのニュースだけれど…
昨日はなでしこ今日は男子…と連日サッカー報道が花盛りの中、
特に今日は、男子代表の快挙に、朝からTV各局はお祭り騒ぎだった。
でもまだ、オリンピックは開会式も始まっていないんだよ~
勝負はこれからである。 浮かれ過ぎは、よくありません。
なでしこジャパンは去年、W杯で見事に優勝したけれど、
あれは、かなり運に恵まれたのではないかと思っている。
それに、女子サッカーの場合は、男子と違い、
W杯よりオリンピックのほうが重要視されている。
他国が、W杯以上に熱を上げてくることは明らかである。
W杯では優勝したけれど、オリンピックではメダルも難しい…
と、弱気な見方をしている僕だけど、もちろん勝ってほしいし、
再び優勝して世界一になってほしい気持ちは人並みにある。
しかしまあ、いずれにしても、この2日間、
男女サッカーの快挙は、五輪の日本選手団にとって、
メチャメチャ幸先の良いスタートであったに違いない。
男子サッカーなどは、誰がスペインに勝つと本気で予想しただろうか。
かつてアトランタ五輪でブラジルを1対0で破ったことがあったけれど、
日本の1点は、まぐれで入ったような、わけのわからない得点だった。
でも今回の得点は、みごと実力で蹴りこんだ1点であった。
でも…良すぎると、また心配にもなりますけどね。
良すぎるスタートのあとは下り坂が待っているだけ…な~んて。
竜頭蛇尾とか、尻切れトンボ…とかいう言葉が浮かんできたり。
どうも僕は心配性なので、すぐにそんなことを考えてしまう。
男子サッカーも、初戦で勝運の全てを使い果たしたのではないか…と。
サッカーに限らず、その他の競技でも…
たとえば、体操の内村航平が鉄棒から落ちたらどうしよう…
女子レスリングの吉田沙保里が、伊調馨が、負けたら…
水泳の北島康介が、最後に失速したら…
な~んて、縁起でもないことばかりが頭をよぎる。
オリンピックには、切ないほど力が入るのだ。
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2ヵ月半前のブログで、この五輪の聖火の採火式のことを書いた。
http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/e83813f26d3d45957614bb5e9eae75e0
あの時はまだまだ先だと思っていたのに、もうその日がやってきた。
僕にとっては退職して自由の身になってから初めての五輪である。
時差の関係で、主要な競技は、深夜から未明にかけてだけれど、
翌日の仕事を気にせずにテレビ観戦できるのは、ありがたい。
じっくり楽しみたい…
と思いながら、実はその余裕もなく、今から胸がドキドキ。
アテネ五輪の金メダル16を…とまでは欲張らないけれど、
なんとか2ケタの金メダル数を獲得してほしい…
あくまでも勝負にこだわりながら、五輪を観戦したいと思う。
オリンピック始まりましたね~。
子どもたちが早起きなので、今朝開会式を見ましたがなかなか面白かったです。
(まぁずっとじーっと見ていたわけではないのですが…)
とくにメアリーポピンズが空から降ってきたのがちょっと感動しちゃいました。
指輪物語、ピーターパンはもちろん、新しくはハリーポッターといったように、イギリスは児童文学やファンタジーの宝庫ですね。
私は子どものころとくにメアリーポピンズが大好きで何度も読んでいたので、とてもうれしかったです。
でも、スポーツ観戦は…よくわからないんだなあ(笑)。
今日ものすけに「なんで開会式より前に、なでしこの試合をやったの?おかしくない?オリンピックの練習なの?」
と聞かれ、まったく答えられませんでした(笑)。
W杯などのときもそうでしたが、のんさんのブログを参考にお勉強させていただきます!
それでは失礼します。またお邪魔します。
あれってオーストラリア文学なんですね!
ロンドンが舞台だからイギリス文学だと思ってた!
恥ずかしい…
いやー、ちゃんと調べるって大事ですね!
そしてついでに、私は映画を見ていないのでどうしてもメアリーポピンズっていっちゃうんですけど、
映画だとメリーポピンズですよね。
まぁ邦訳の違いなんでしょうけど、ちょっと違和感を感じちゃうんだよなあ。
統一してくれればいいのに、と思っちゃいます。
記事内容とあまり関係なくてすみませんでした。
メアリーポピンズは知りません。一緒でしたか(笑)
それと、オーストラリア文学だったとは、
これまた知りませんでしたね。
まあ、イギリスとは親戚みたいなものですけど…
前回は北京、その前はアテネ、その前はシドニーだったわけですが、
開会式ひとつ見ても、さすがイギリスは違う…という感じでしたね。
ちひろさんがおっしゃるように、児童文学、ファンタジーの宝庫で、
僕たちにもおなじみのものが沢山ありますよね。
出てくる人たちも、エリザベス女王やポール・マッカートニー、
それに、ミスター・ビーンも出ていましたね。
ビートルズの曲は懐かしかったし、
ミスター・ビーンにはお腹をかかえて笑いました。
とても洗練された楽しい開会式だったですね~
のすけクンの疑問も当然ですね。
サッカーは五輪期間だけでは全試合が消化できないので、
始まる前から予選リーグが始まるんですよね。
なでしこ人気がなければ、あまりそんなことは気にならないのに、
今回は開会式前に「五輪のサッカーは」な~んてニュースでやるものだから、ほんとうに、勘が狂いますよね~
コメント、ありがとうございました。