おとといの日曜日は、モミィの幼稚園の日曜参観だった。これが午前中で終り、翌日の月曜日は振り替え休日になっていたので、日曜の午後から3人で、近郊へ1泊の小旅行をしようということになった。で、神戸の西の端にある舞子というところにあるホテルをネットで予約していた。土~日よりも、日~月のほうがホテルは空いているし料金も安いんだもんね(笑)。
一方で、次男のお嫁さんが体調を崩し、病院に行ったり安静が必要だったりで、
2歳のケイを、最近は午前9時頃から夕食を終える頃までわが家で預かっている。しかし、お嫁さんの体調はなかなか戻らない。そんな状態のままで、おとといの日曜日を迎えた。
僕たちが旅行に出ると、次男のお嫁さんはケイを抱えて安静を保てなくなる。(次男は土・日曜日は仕事で、しかも平日よりも多忙な業種に就いているし)
これまで人見知りが強く、わが家に来てもよく泣いていたケイだが、毎日家に来るようになってからは、妻に遊んでもらってキャッキャとはしゃぎ、モミィが幼稚園から帰ってくると、まるで姉弟のように楽しそうにして遊んでいた。
うむ。この際、背に腹は変えられない。今までわが家で泊まったこともないケイだったけれど、この際、いっしょに旅行に連れて行くことにした。
そんなことで、幼児2人を連れた4人での1泊旅行となったのだ。
午後から出発したものだから、地下鉄に乗って座席に座ったとたん、昼寝の習慣があるケイは、僕の腕の中でスヤスヤと眠ってしまった。約30分後に大阪駅に着くと、そこで目を覚ました。
お昼寝の後も機嫌がよく、姫路行きの新快速の中では、靴を脱ぎ、座席に立って、外の景色に見入っていた。ふだんの外出はほとんど車だから、電車に乗るのが珍しいのだ。
三宮で降りて、西明石行きの各駅停車に乗り換えると、座席に座っていた人たちがいっせいに席を空けてくれた。いやいや、すみませんねぇ、どうも~
3時半ごろに舞子という駅に着いた。この駅は、明石大橋の真下にあり、見上げると巨大な橋桁に圧倒される。
泊まったホテルはシーサイドホテル舞子ビラ神戸で、周りの景色といい、ホテル内の広さや美しさといい、サービスの良さといい、ネットで申し込んだ時のHPのイメージどおり、とてもいいホテルだった。(ホテルのHPはいいところばかり出してアテにならないことも多いけど)
妻やモミィが大好きな夕食バイキングがあり、しかも和室がある、…というホテルは案外少ないので、探すのに苦労するのだけれど、今回はその2つを満たしていたうえ、施設もなかなかのものだった。
チェックインのため、フロントへ行き、僕の名前を告げたあと、
「あの~、大人2人、小人1人の3名で申し込んでいたのですが…」
と、後ろに立っているケイを指して、
「これがひとり増えましてね~。2歳ですけど」
そう言うと、フロントの女性はにこやかに、
「はい、『添い寝』ということでよろしいですね」
と、ケイが増えたことには何の問題もない…ということだった。
あとからパンフレットを見ると、2歳までは無料だった。
ただし、「布団、食事はありません」と書いてあった。
布団はいらないけれど、食事はしますよね~(笑)。
さて、夜、バイキングのレストランへ行くと、入り口で男性係員が、モミィとケイを連れているのを見て、「子どもさん用の椅子はお2つご用意させていただきましょうか?」と、丁寧に聞いてくれたので、安心した。
ケイは「ただ食い」のわりに、もりもりと食べ、これなら高齢であまり食欲のない大人より多く食べているのでは…と思ってしまうほど、肉も魚もお造りも、天ぷらも野菜も白いご飯も、そしてデザートの果物やお菓子も、パクパクおいしそうに食べていた。
モミィのほうはすっかり手がかからなくなり、自分でお皿を持って、好きなものを取ってくることもあった。
妻は、モミィのサポートをしてやりながら、ケイの食べるものを探しに行ったり、食べさせてやったり、追加の飲み物を取りに行ったり、ステーキコーナーに並んだりと、なにやら忙しそうに動いており、席に座っている時間は短かった。
僕はビールとチューハイを飲んで、ケイがこぼした食べ物を拾ったり、口を拭いてやったり、写真を撮ったりと、こちらはほとんど座ったまま。
夜の9時、寝る時間になると、ケイはおとなしく眠りについた。ケイのママが心配して何度もメールを送ってきたけれど、ケイが楽しそうな顔をしている写メールで何枚も送ると、「安心しました」と返事が来た。
ちなみに、僕は新しいスマホで、この時初めて写メールを送った。まだ送り方がわからず、手探りだったけれど、なんとか着いたようだが、同じ写メールをダブって送ったり、ママから来たメールをそのまま返信したり、まだまだスマホを使いこなすことはできていない。
翌朝も、モミィもケイも元気一杯だった。
このホテルは朝食は10時までに入ればよく、チェックアウトも12時である。子どもをせかして、あわただしく朝の時間を過ごす…ということもなく、ゆっくりと広々したホテル内を歩いたあと、庭に出てキラキラと輝く海や、絵に描いたような明石大橋の美しいアーチを眺めながら記念撮影をした。
2日とも良いお天気に恵まれ、ケイがグズつくかな~という心配も杞憂に終わり、はじめての4人の旅行は、上々の結果を残し、無事に午後、家にたどり着いた。
まあ、ケイがいたので気が張り詰めていたせいか、やはり疲れましたね~。でも、ケイのうれしそうな顔を見ると、その疲れもふっ飛びますけどね。
モミィも、ケイと一緒に行けて、とても喜んでいました。やはり、子供同士というのは互いに楽しみを倍増させる力を秘めているようです。
以上、ケイが突然参入した、神戸舞子一泊旅行のてん末でした。
モミィも荷物を持ってくれたり、
いろいろ手伝ってくれるようになりました。
(ホテルのロビーで)
部屋のベランダから、明石大橋の海の向こうへ沈む夕陽を撮りました。
夜のホテルでのバイキング。 二人とも食欲旺盛!
一夜が明け、朝からケイもモミィも元気です。(部屋で)
ホテルの庭で。明石大橋の向こう側は、淡路島です。
*おまけ
最近、わが家で撮った2人の写真です。
後々、あぁ時間のムダだった…と思われないことを祈るばかりです(笑)。
モミィは、最近は、僕が使っているのとは別のパソコンを使って、ネットを見たりゲームをしたりしていますが、もちろん、僕のブログのことは知りません。
いつかはわかるんでしょうけど、その時は何となく恥ずかしいですね。
それにしても、おっしゃるように、子供たちの成長って、本当に早いですね~
モミィちゃんとケイ君が大きくなったら このブログ読んで貰いたいな。
君たちは愛情いっぱいに育てて貰ってるんだよ!
って教えてあげたい気持ちです。
当人たちにも、そう伝えておきます
舞子…といえば、なんだか京都の「舞妓はん」を連想してしまいますね。
この神戸の舞子は美しい海浜があり、写真にもありましたように、
明石大橋と対岸の淡路島を望む風光明媚な場所ですが、
ここへ泊まったのは今回が初めてです。また行きたいです。
ケイが生まれた時のブログを覚えていただいていたのですね。
ちひろさんのお子さんたちも、モミィやケイとよく似た年齢で、
日々の子育てに奮闘されていることと思いますが、
子どもさんたちの成長ぶりをみると、育児疲れも吹き飛ぶでしょうね。
モミィも、こうして見ると、ちひろさんにおっしゃっていただいたように、
大きくなったなぁ~と、しみじみ思います。
出発するとき、「わたしがケイくんの世話をするねん」
なんて言いながら、「年下の同伴者」ができたのを大喜びしていました。
ところで、ちひろさんの真似をしてスマホを買い、
そのスマホから初めて写メールを送ったわけですが、
スマホって、ちょっと指がかすっただけで感知することがあるので、
知らない間にメールが送信されたりして、びっくりしますよね。
それと、その日、長男から電話がかかって来たのですが、
「通話」のところを押しても押しても通話状態にならず、
「どないなってんねん!」と焦っているうちに、押すのではなく、
その部分を右へスクロールすることを思い出し、
やっとのことで電話に出ることができました(笑)。
「スマホ使いこなし」の道は、まだまだ遠いですが、頑張りまっせ~
お忙しいところ、コメントをありがとうございました。
舞子って知らないところなのですが…
あんまり兵庫県て行った事ないのでなじみないんです…。
次男さんのお嫁さん、心配ですね。
早くよくなられるといいですけど。
ママって、子どもを預けててもどこか気にかかるから、きっと楽しそうな写メを見られて安心なさったと思います。
スマホから送れたんですね~。
私も買って当日はそもそもどうやってとればいいかよくわからず、
翌日は撮れたけど、どうやってサイズを変えればいいのかよくわからず、
やっとサイズ変えたはいいけど、母の携帯は古いのでどこまでサイズ小さくすればいいのかよくわからず…と、しばらくかかりましたよ(笑)。
今ではばっちりです!(?)
ケイちゃん、こんなに大きくなってから初めて見せていただいたような!
かわいいかわいい!
生まれたときのブログ、よく覚えています。
こんなに大きくなったんですねぇ、
なんか近所のおばちゃん状態でとってもうれしいです。
あ、近所のおばちゃんなら、近くで見られるから、たとえとしては間違ってますね。
遠くのおばちゃん?かな?よくわからなくなってしまいましたが…。
モミィちゃんもますますお姉さんぽくなてきてるんですね。
モミィちゃんもとってもかわいい!美人さんだなあ。
きっとケイちゃんのいいお姉ちゃんなんでしょうね。
ケイちゃんのママが早く体調がよくなられますよう、お祈りしています。