僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

人と接することの大切さ

2016年06月01日 | 心と体と健康と

今日から6月ですね。
毎月、1日を迎えると、
「えぇっ? もう…?」
と、その早さに驚くのが常ですが、
今日もまた「えっ、もう6月?」と驚いています。
皆さんも、たぶんそうなのかなぁ、と思いますが。


さて…

「健康の秘訣」みたいなものをテーマにしたTV番組が多い。
それだけ「健康」というものに対する関心が深いわけですね。

健康であるための生活習慣はきわめてシンプルである。
よく言われるように、食事と運動が大事だということ。
これは、基礎代謝が落ちる高齢者に、特に当てはまる。

塩分や脂肪分の多いものは避け、栄養バランスを考え、
食事はなるべく「腹八分目」を心がけて、
歩いたり体操したりと適度な運動をする…
…というような感じである。

これらのことを基本に置いて、そのあとは、
自分に合った健康法を加えていけばいい…
と、要するにそういうことなんでしょうね。

ところで、食事と運動も去ることながら、
もっと大きな要素が、ひとつあるという。
健康を保ち、元気に長生きするために、
最も大切なことは…

人と接すること・笑うこと

…なんだそうである。

これが脳に刺激を与え、身体の血流も良くし、
身も心も活性化されていくのだという。

新聞の記事だったけれど、これを読み、
僕は「なるほどなぁ」とコックリ頷いた。

家に引きこもっていると、身体も心も萎えてきそうだもの。

しかし、この点については、今の僕は残念ながら、
後ろ向きだと言わざるを得ない状態なのだ。

僕は昔から友だちが多いほうだったし、
人付き合いも、悪いほうではなかった。

しかし、仕事を辞めて7年余り経った今、
どんどん付き合い範囲が狭くなってきている。
というか、自分から狭めている感じなのである。

昔の友人・知人との交歓も、現在は「休業中」である。
そして最近は、あまり笑わなくなったような気もする。

つい先日のこと。
現役時代に同じ職場で働いていた先輩とバッタリ会った。
退職してから初めて会ったので懐かしく、話が弾んだ。
そして、その先輩が参加している元職場の仲間の会、
…といっても、その辺をハイキングするだけだが、
その行事に参加しないかと誘われ、OKした。
かつて親しくしていた先輩、同僚、後輩がいる。
長い間ご無沙汰している人たちだ。

しかし、当日の朝、体が少し重~い感じで、
何となく行くのが億劫になり、電話でお断りした。

こんな調子で、
人と接する機会を自分からつぶしてしまっている。

他にも、会って話したい友人が何人もいるんだが、
なかなかそれを実行するだけの意欲が湧いてこない。
ネガティブ思考はよくないと、わかっているんだけど…。

一人っ子だったせいか、一人でいるのが、いちばん気楽でいい。
この年になって、そういう性質が全面的に出てきたのかな?

ただ、唯一の救いはスポーツクラブで、
プールやジムに顔見知りの人が多くできたので、
クラブへ行くとそういう人たちと雑談する機会が多い。
そこで辛うじて「人と接する」ことを維持している状態だ。

でも、やはり気心の知れた仲間たちとワイワイ騒ぎ、
大いに笑いたい…と思うのが、正直なところである。


…とまぁ、そんな状態だけど、
今でも定期的に参加しているグループが、

「ウダウダ会」で、これだけはず~っと続いている。

しかし2ヵ月に一度のこの「歩いて飲む会」も、
ここ1、2年は、よく欠席している。
(それなりに理由はあるのですが)

去年1年間でも、2回に1回は欠席した。

前々回は今年の1月末で、これには参加した。
酔って転んで顔に怪我しましたけど(トホホ)。

そして前回は、4月初旬だったが、
ちょうどモミィが春休みの時期で、
京都、奈良への家族旅行と重なり欠席した。

次回は6月初旬か中旬の日曜日に行われるはずである…
しかし、6月の最初の日曜日(5日)はモミィの運動会で、
次の日曜日(12日)は、モミィの英検3級の試験日である。

う~ん、またウダウダ会を断らなければならないか…
と思っていたら、先月半ばにウダウダの先輩から電話があった。

「あんたの顔を見なかったら寂しいがな」との言葉。
「次のウダウダは、6月の日曜日に予定しているけど、どう?」
と、わざわざ僕の都合を尋ねるために電話をしてくれたのだ。

「あのぉ…実は…」と僕は恐縮しながら、
「5日はモミィの運動会で、12日は英検で…」
第1・第2日曜日のスケジュールを伝えると、先輩は、
「う~ん。そうしたら…その次の19日の日曜は大丈夫?」
その日なら、何の予定もない。
「あ、その日はOKです」と僕は返事した。
「じゃぁ、19日にするわ。また通知を出しますので」

というやりとりの後、電話は終った。

今でも自分のことを気遣ってくれる人がいる。
…そう思うと、また元気が戻ってきた気がする。

うれしい電話だった。
やはり仲間の人たちというのは、ありがたい存在である。

億劫がらずに、なるべく人と接することにしよう、
…と、自分に言い聞かせている今日この頃です。

 

 

 

 

 

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