サッカーW杯もいよいよ残り4ヵ国が準決勝に挑む。ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、オランダ…と、気がつけばやはり伝統のあるチームばかりだ。
僕はブラジルとアルゼンチンの優勝戦が見たい。開幕の時からそう願い、このブログにも書いた。開催国ブラジルと隣国アルゼンチンの夢の対決だ。
オランダも大好きな国だけれど、準決勝ではアルゼンチンが相手なので、これはもう、断然アルゼンチンを応援しなければならない。
なにしろ、甥のヒロユキが長年アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスに住み、5年前にはヒロユキに会いに現地へ旅行にも行った。そして4年前から毎年ヒロユキと彼女のソルちゃん、そしてこの3月はソルちゃんのママまでニッポンの大阪に来て、一緒にカラオケを歌って踊ったりして楽しんだ。
僕はブラジルには行ったことがないが、見たことはある。えっ?「見たこと」ってどういう意味?…かと言えば、アルゼンチン旅行の時にイグアスの滝へ日帰りツアーをした。そのイグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境にあり、僕らはアルゼンチン側から、無数に広がる大きな滝の群れを見た。その時のことだ。
地図を示すとこうなります。
この地図のアルゼンチンの右端のところに赤く塗ったのがブエノスアイレスです。ウルグアイが目と鼻の先にあります。そしてブラジルの右のほうの海岸にある青く塗ったところが次のオリンピックが開かれるリオ・デ・ジャネイロです。で、その真ん中ぐらいに黄色く塗ったのが、イグアスの滝です。アルゼンチンとブラジルのちょうど真ん中にこの滝があります。
イグアスの滝の中でも最大のスポットが「悪魔の喉笛」と称される滝です。展望台へ行くと猛烈なしぶきが目の前まで舞い上がってきて、滝つぼもゼンゼン見えませんが、その迫力には圧倒されてしまいます。
http://www.youtube.com/watch?v=WMH8zwgDUI0
僕らはもちろんアルゼンチン側から見たのですが、そのすぐ対岸がブラジルで、そこから滝を見ている人々の姿が目に入りました。悪魔の喉笛を見ながらも、僕は対岸の建物と人々も興味深く眺めました。あぁ、あれがブラジルなんだなぁ…と。ここまで来たら、ちょっとブラジルにも行ってみたかったなぁ、と今でも思っています。
さて、そのブラジル対アルゼンチンの対決が実現するためには、次の準決勝で両チームが勝たなければなりませんが、ブラジルはネイマールが怪我をし、DFの中心選手もイエローカード累積でドイツ戦には出られないとのことで、一抹の不安は残りますが、むしろ選手は奮起して良い結果に繋がるものと信じています。アルゼンチンはメッシが元気なのが何よりです。オランダのロッベン、スナイデルには要注意ですが、アルゼンチンはこれまでの5試合すべて1点差での勝利で、この勝負強さというか勝負運が必ずオランダ戦でも出るはず。勝利を信じています。この試合は日本時間、10日(木)の午前5時からです。ブラジル・ドイツ戦はその前日(9日)の午前5時から。今からワクワクしています。
旅行の時に撮った写真です ↓
展望台から悪魔の喉笛を眺める人々
この滝の対岸に建物が見えます。
これがブラジル側の展望所です。
屋根の先のほうが白く見えています。
肉眼では、人々の姿も見えていました。