信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

男女倉山みちくさ道中

2024年06月08日 | 山野草

6月3日の男女倉山(旧ゼブラ山、標高1776m)はややガスっていました。
山頂でシナノタンポポを見つけ、枯れ草ごしにシカがこちらを伺っています。


姫木平から入りましたが、少し登るとイボタヒョウタンボクの花の見頃です。


大笹峰を望むレンゲツツジの群生地では朱色の花が咲き始めました。


この時期の登山道はスミレ探しが楽しみです。
出会いの多いスミレはサクラスミレにシロスミレです。


これらのスミレの他にヒナスミレは結実の時期を迎えています。


花正面の見分けのポイントは、花の色、側弁基部の毛の有無、花柱の形などです。
チシオスミレはサクラスミレの品種で、葉脈の斑入り以外は同じです。
今回のスミレは全てが側弁基部に毛を有しています(毛の多少あり)。
花柱の先は4種がカマキリの頭形で、エゾノタチツボスミレは棒状です。


花側面は、距や萼の色、形、毛の有無などが見分けのポイントになります。


断崖にゴゼンタチバナが花を開き始めています。


高原を彩るコバイケイソウの花の季節が始まりました。


茎頂に円錐花序をつけ、白色の花をたくさんつけます。
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