ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

T家の放射能測定結果

2008-09-27 | チロ基金
 チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第75回」でご報告していますが、6月17日に私とS夫は体内放射能値を測定しました。(詳細はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/dbd61bc492c498b84f0865f8f90d0b28


 このとき測定結果が13ベクレルだったS夫はその後、一ヶ月に渡りビタペクト2を摂取しました。
 0ベクレルだったものの、カリウム値が少ないという結果だった私は、高カリウム食生活を開始しました。
 その後8月に入り、私の両親がベラルーシへ来て、二人とも放射能の測定をしたい、という希望だったのと、私たち夫婦が再測定、娘も測定させたかったのとで、みんなそろってベルラド研究所へ行くことになりました。

 しかし、そこで知らされたのは、ベルラド研究所の創立者でもあったネステレンコ所長の死去のニュースでした。
 享年74歳でした。物理学者で、ベラルーシ科学アカデミー会員でもあったネステレンコ博士は、チェルノブイリ原発事故後、科学アカデミーのやり方では、事故の影響を正しく判断できないと考えて、科学アカデミーを去り、ベルラド研究所を設立。研究メンバーをそろえて、放射能汚染地域を回り、独自の汚染度調査を行いました。
 そして体内放射能値を座るだけで測定できる装置を導入して、ベラルーシ各地の住人の体内放射能値を測定し、膨大なデータを集めました。
 さらにベラルーシでは唯一の、体内放射能を排出する働きを持つ健康食品「ビタペクト2」を開発しました。
 本当に惜しい人を亡くしました。ベラルーシにとって損失です。チェルノブイリ原発事故被害者のためにどれほど多くのことをなしえたのか、ネステレンコ博士の業績は計り知れない大きさです。

 前回の放射能の測定をした6月、お話したのが最後になるとは思っていませんでした。そのときはお元気そうに見えたのに・・・研究所員の話では、持病を抱えつつも最後まで働き続けたそうです。
 ベルラド研究所は、新しい所長にはネステレンコ博士の息子さんが就任し、再スタートを切りました。どうかこれからも末永く、ビタペクト2を作り続けてほしいです。
 現在のところビタペクト2を摂取する以上に有効な、体内放射能の排出方法がないのですから・・・
 ここにネステレンコ博士の生前の業績に敬意を表しつつ、ご冥福を謹んでお祈りいたします。
 
 8月29日、まだ悲しみに包まれたベルラド研究所で、体内放射能の再測定をしました。
 前回13ベクレルで、ビタペクト2を摂取したS夫は11ベクレルに下がっていました。
 カリウム値は153グラムのノルマのうち130グラムしかなく、不足している、と判断されていたのですが、今回は149グラムのノルマのうち、114グラムで、改善していない、と判断されました。
 でも、ちょっと待ってくださいよ。どうして、ノルマの値まで下がってしまったのでしょう?
 それは「2キロ痩せたから」です。カリウムのノルマの値は、性別、年齢、体重によって異なるのです。
 放射能値は劇的に減らなかったものの、S夫は痩せました。
 ビタペクト2を飲んだS夫に起こった変化とは、
「トイレに行く回数が、1日4、5回に増えた。」
でした。と言っても、下痢(軟便)ではなく、そういう状態も飲み始めた最初の1週間ぐらいでおさまりました。
 これはペクチンが持つ整腸作用により、宿便が排出され、体重が軽くなったと思われます。
 これはいいことですねえ。S夫君にはちょっと痩せてほしいと思っていたので、うれしいことですよ。

 次に再測定の私です。前回0ベクレルだったので、気をよくしていたら、今回は22ベクレルでした。どうして???
「それは放射能に汚染されたものを食べたからです。」
と所員さんに言われました。そう言えば、1週間前にグロドノ州に行ったときに森で集めたキノコを食べたけど・・・
「でもたくさん集められなくて、一人当たり2、3個しか食べていないし、グロドノ州って汚染地域じゃないですよね・・・?」
(普段SOS子ども村で、非汚染地域でも高い放射能値の結果が出ている子どもたち大勢に出会っているので、↑このセリフを言う私の声は小さい・・・)
 所員さんからは
「どこのどの食べ物が安全という保証はないですよ。」
とあっさり言われてしまいました。

 カリウム値も44グラムのままで、全く変化なし。
「毎日ココアを飲んで、干しぶどうを山盛り食べてください。ビタペクト2も飲んでね。」
と言われてしまいました。とほほ・・・
 仕方ないので、今回は私自身が実験台となり、ビタペクト2を飲んで再測定に望みます。再々測定結果をお楽しみに・・・

 そして、初測定のY子。結果は20ベクレル。キノコか、大好きで毎日飲んでいる牛乳が原因、と言われました。
 カリウム値は40グラムのノルマに対し39グラムで、一応合格。ただし成長期の子どもだからノルマを超えているほうが好ましい、と言われました。
 親子で干しぶどうを毎日かじるしかないですねえ。

 それから日本からベラルーシへ来たばかりの私の両親。(しかし今までほぼ7年連続ベラルーシに来ていて、ベラルーシでいろんな物を食べているという日本人。)
 父は16ベクレル。母は22ベクレルでした。(母は私と同じ値。)
「キノコをいっしょに食べたんですか?」
と所員さんからは言われました。
 今度からは汚染地域だろうがそうでなかろうが、ベラルーシでキノコをとったら、「チェルノブイリ:放射能と栄養」に掲載されているように、キノコを調理(流水できれいに洗ってから、30分間煮沸すると9割の放射能がキノコから水のほうへ移る)して、放射能を除去してから食べます・・・

 カリウム値は父は88グラムのノルマに対し53グラム。母は59グラムのノルマに対し47グラム。
「少ないです。食品からカリウムをどんどん摂取してください。」
と言われました。

 その場でビタペクト2を購入し、その日のうちに干しぶどうと干しアンズを市場で買いました・・・。
 次の日から家族全員でビタペクト2を飲み始めました。
(ただしS夫は「11ベクレルなんかどうってことないから飲まなくていい。」と飲んでいません。)

 その結果、父は翌日から
「ヨーグルトに混ぜて飲んだら、便秘になっていたのが治った!」
と大喜び。ペクチンの整腸作用が効いたようです。
 子どものY子もヨーグルトに混ぜると嫌がらず食べてしまいますね。ビタペクト2は水に溶かすより、食べてしまうほうが摂取しやすいと思います。

 2週間ほど続けた後、私の両親は帰国してしまいましたが、私とY子は飲み続けています。
 約20ベクレルと放射能値が特別多いわけではないので、1日に1回(ティースプーンすりきり一杯)ずつ飲んでいるのですが、そうすると1ヶ月ちかく経過した今でも1パック全部飲みきれていません。
 とりあえず、SOS子ども村で子どもたちに渡しているのと同じ条件にして、1人1パック全部飲み終えるまで続けてから、再測定に行こうと考えています。
 
 ビタペクトを現在飲んでいる私ですが、やはりS夫と同じように、トイレの回数が増えました。飲み始めた最初のうちは特に変化はあありませんでしたが、その後、トイレの回数が1日に2、3回に増えました。しかし下痢だとか、お腹が痛いといった症状は全くありません。
 そのような状態が1週間続いた後は、トイレの回数は元に戻りました。
(Y子はトイレの回数は特に増えていません。)

 そして、飲み始めて一ヶ月近く経過した現在・・・肌の調子がいいです! (^0^) 顔がすべすべになりました! (宿便が排出されて肌がきれいになった???)
 放射能値が減るより、こっちの効果のほうがよっぽどうれしいかも・・・(^^;) これは新発見ですねえ。

 それでは、自ら実験台になった私の再々測定結果をお楽しみに・・・!

(画像は体内放射能測定中のY子。ベルラド研究所にて。)


(チロ基金が行っているビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


 




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