4月19日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は未発表です。
死者数は47人。
98281件の検査を実施しました。3538人が入院中で、494人が退院しました。
86人が重症。
感染者数をなぜ発表しないのでしょう?
ベラルーシのネット民の憶測では、
今日は復活祭なので、お祝いムードに水を差すような数字は発表したくなかった。(カトリックのベラルーシ人もたくさんいますが。)
今日は復活祭なので、保健省の職員も休みたかった。
明日から学校が再開するから。心配している保護者の気をそらすため?
多すぎて計算ができない。計算が追いつかない。
正しい数字を発表している自信がない。
正しい数字を発表しても、どうせ嘘だろうと信じてくれない国民が多い。
・・・などの説が飛び交っていますが、もちろん発表しない理由も保健省が発表しないので、よく分かりません。
今年の復活祭は教会へ行かないようにしましょう、と保健省が呼びかけましたが、大統領は予定通り教会の儀式に参加。
「教会への道を閉ざした者を私は歓迎しない。」
と発言。信仰心は大事ですよ。でも、保健省は、教会へ行くのはやめましょう、と言っていました。
ちなみに家でお祝いする人のために教会の様子をオンライン中継した教会もありますが、私が見たところ、やっぱり信者がいっぱい教会へ来ています。マスクをしている人もしていない人もいます。家族連れもたくさんいます。
聖職者の中にもマスクをしている人としていない人がいます。さすがに祈祷のときにはマスクを外す神父様。
ベラルーシは今年の4月、異常気象で今週末雪が降り、(すぐ溶けましたが)今日も雪が舞っていました。
正教の復活祭の日には天気が良くなるという言い伝えがあるのですが、今年は天気が悪いです。
ベラルーシで暮らし始めて25年になりますが、復活祭の日に天気が悪かったのは、私が覚えている限りでは3回だけです。
正教の復活祭の前日(聖大土曜日)、イスラエルのエルサレムにある聖墳墓教会で聖なる火が現れました。この火が現れないと、その年、この世の終わり(人類滅亡?)がやってくると言われているので、毎年、テレビの生中継を見ながらドキドキします。
今年はこのドキドキ度が高かったですが、無事火が灯りました! コロナウイルスで今年人類が滅亡することはないという神のお告げです。
その火を世界各地の正教会に配るのですが、ちゃんとベラルーシにも例年通り運ばれました。特別な飛行機で運ばれます。
ちなみに、この聖なる火がどうして現れるのか、科学的には証明されていません。
聖職者(エルサレムの総主教)がロウソクの前でお祈りをしていると、天井に開けられた丸い窓(空)から奇跡が降ってきて、ロウソクに勝手に火がつくのです。
が、その様子は内部非公開なので、「手品みたいなことしてるんじゃないの?」と疑う人も当然いるわけです。ちなみに最近は万が一火事が起きたときのために警官二人が内部に同行します。
以前にも自然発火する火の謎を解明するため、学者が実験して、総主教が本当に何も持っていないか(マッチとかライターとか、何か点火できる道具や化学物質)チェックしたり、周囲で計測作業をしたりしたのですが、結局発火のメカニズムが解明されていません。
正教徒にとっては奇跡の火なので、将来科学的に解明されるかどうかは別として、今年は特にコロナウイルスで人類が滅亡することはないと信じて喜びたいと思います。
4月20日の書き込みです。
ベラルーシ保健省は4月19日の感染者数が5807人だったと発表しました。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は未発表です。
死者数は47人。
98281件の検査を実施しました。3538人が入院中で、494人が退院しました。
86人が重症。
感染者数をなぜ発表しないのでしょう?
ベラルーシのネット民の憶測では、
今日は復活祭なので、お祝いムードに水を差すような数字は発表したくなかった。(カトリックのベラルーシ人もたくさんいますが。)
今日は復活祭なので、保健省の職員も休みたかった。
明日から学校が再開するから。心配している保護者の気をそらすため?
多すぎて計算ができない。計算が追いつかない。
正しい数字を発表している自信がない。
正しい数字を発表しても、どうせ嘘だろうと信じてくれない国民が多い。
・・・などの説が飛び交っていますが、もちろん発表しない理由も保健省が発表しないので、よく分かりません。
今年の復活祭は教会へ行かないようにしましょう、と保健省が呼びかけましたが、大統領は予定通り教会の儀式に参加。
「教会への道を閉ざした者を私は歓迎しない。」
と発言。信仰心は大事ですよ。でも、保健省は、教会へ行くのはやめましょう、と言っていました。
ちなみに家でお祝いする人のために教会の様子をオンライン中継した教会もありますが、私が見たところ、やっぱり信者がいっぱい教会へ来ています。マスクをしている人もしていない人もいます。家族連れもたくさんいます。
聖職者の中にもマスクをしている人としていない人がいます。さすがに祈祷のときにはマスクを外す神父様。
ベラルーシは今年の4月、異常気象で今週末雪が降り、(すぐ溶けましたが)今日も雪が舞っていました。
正教の復活祭の日には天気が良くなるという言い伝えがあるのですが、今年は天気が悪いです。
ベラルーシで暮らし始めて25年になりますが、復活祭の日に天気が悪かったのは、私が覚えている限りでは3回だけです。
正教の復活祭の前日(聖大土曜日)、イスラエルのエルサレムにある聖墳墓教会で聖なる火が現れました。この火が現れないと、その年、この世の終わり(人類滅亡?)がやってくると言われているので、毎年、テレビの生中継を見ながらドキドキします。
今年はこのドキドキ度が高かったですが、無事火が灯りました! コロナウイルスで今年人類が滅亡することはないという神のお告げです。
その火を世界各地の正教会に配るのですが、ちゃんとベラルーシにも例年通り運ばれました。特別な飛行機で運ばれます。
ちなみに、この聖なる火がどうして現れるのか、科学的には証明されていません。
聖職者(エルサレムの総主教)がロウソクの前でお祈りをしていると、天井に開けられた丸い窓(空)から奇跡が降ってきて、ロウソクに勝手に火がつくのです。
が、その様子は内部非公開なので、「手品みたいなことしてるんじゃないの?」と疑う人も当然いるわけです。ちなみに最近は万が一火事が起きたときのために警官二人が内部に同行します。
以前にも自然発火する火の謎を解明するため、学者が実験して、総主教が本当に何も持っていないか(マッチとかライターとか、何か点火できる道具や化学物質)チェックしたり、周囲で計測作業をしたりしたのですが、結局発火のメカニズムが解明されていません。
正教徒にとっては奇跡の火なので、将来科学的に解明されるかどうかは別として、今年は特にコロナウイルスで人類が滅亡することはないと信じて喜びたいと思います。
4月20日の書き込みです。
ベラルーシ保健省は4月19日の感染者数が5807人だったと発表しました。