電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

最近、ワープロソフトで文書を作る機会が増えた

2023年05月08日 06時00分14秒 | コンピュータ
この春で非常勤の仕事もすっかりやめ、農作業の合間に地域の役割を果たすような生活になりました。そんな関係で、最近、さまざまな文書を作る機会が増えています。中身はお知らせや会報のようなものが中心で、これまでのような数式やグラフ、図版を多用したものとはだいぶ違いますので、特殊なコンピュータ組版のソフトウェアを使う必要はなくなりました。私のメイン機 hp の Pavilion 550-240jp/CT の OS は Ubuntu Linux 20.04LTS を採用していますので、使えるのはこの上で動作するアプリケーションに限られます。当然のことながら、Libre Office のワープロ Writer や表計算 Calc が中心となります。退職前の職場では Word/Excel が中心でしたが、マイクロソフト社には MS-DOS の時代から今まで、充分に貢いできたのだから、退職してからも使い続けなければならない義理はないでしょう。自分の中で使えれば充分だし、他の人に引き継ぐ時には docx / pdf 形式で渡せば良いのではなかろうか。

先日、作成した町内会の「お知らせ」文書は、A4判1枚に14ポイントの Noto Sans CJK Light 書体を採用し、なんだかおしゃれな感じに仕上がりました。いえ、別に気取って作っているわけではありません。何も考えずに MS明朝 で作ると、視力の弱った人には細い線が読み取りにくいものです。視覚障碍(全盲)の祖母に育てられたせいもあり、年齢的に視力の弱った人でも読みやすいように、ユニバーサルフォントに近い出来上がりとしたい、というねらいです。



作成したファイルは、例えば「2023お知らせ0501.odt (あるいは.docx)」というファイル名で「mydata」ディレクトリ(フォルダ)中に「町内会関係」というサブディレクトリ(フォルダ)を作って保存します。
「mydata」フォルダ中には、他に以前から総代として作成している「寺関係」のフォルダがあり、こちらにも役員会や総会資料などが保管してありますが、表計算の名簿データなど重要なものも少なくありません。同様に、「2023寺役員会0319.odt (または.docx)」などとして保存します。
うーむ、なんだか30年前に戻ったような気分がしないでもない(^o^)/

そういえば、昔、データを CD-R にバックアップしていた頃はファイル名に半角のハイフン(-)を使うことができず、アンダースコア(_)にしなければならなかった。例えば「SD2_116.LZH」みたいにです。今は USB 接続の外付け HDD にバックアップを取っていますので、こうした制約はなくなりました。Google Photo からスマートフォンで撮影した写真をブログ用にダウンロードし、2023春景0401-01.JPG、2023春景-02.JPG などと連続する名前を付けて保存するにも便利です。



何を今更な話題ですが、私のブログを見に来る方は必ずしもパソコン等の情報機器に堪能な方ばかりではないようですので、ちょっとしたことでも何かしら参考になる場合もあるかもしれないと思い、書いてみました。


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2 コメント

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ゴシックとハイフンで目の鱗が! (しろまめ)
2023-05-10 10:01:02
明朝体のほうが自然で読みやすいのかと長年、思いこんでいました。
でも実際にはゴシックのほうが見やすくて、テキストエディタを始めアプリケーションソフトの表示はゴシックが基本です。
その理由が、明朝体では細い線の部分があるから……とは気づきませんでした!
均一な線の太さを持つゴシックの視認性が高いワケですね。

それと、ファイル名の半角ハイフンの件。
前は使えなかったんでしたっけ?
全然、覚えがありません。

そういえば、エクセルのマクロを組んだ時、ハイフン問題があった気がします。
シート名にハイフンがあるとマクロがエラーを起こすので、アンダスコアにしているんです。
それなのかなあ、ファイル名にハイフンができなったのと同じ問題の名残なのかなあ……?
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しろまめ さん、 (narkejp)
2023-05-10 18:37:16
コメントありがとうございます。ユニバーサル・フォントという考え方があり、多くの人がふれる文書には視覚障碍のある人にも読みやすい字形を採用したい、というのが基本的な考え方です。老眼が進むと、細い線は苦手になりますね。小さい XI と XII なんて、二重に見えてしまって(^o^)/
ファイル名の半角ハイフンは、MS-DOSの時代はなんら制限がありませんでしたが、CD-Rに焼く時に制限があったように記憶しています。私は昔から半角ハイフンを多用してファイル名を付けていましたので、CD-Rは鬼門でした(^o^)/
昔からUNIXを使っていた人は、アンダースコアを使っていたようです。
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