電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

眠れないほどの鼻づまりの治療を始めて3ヶ月

2023年04月16日 06時00分47秒 | 健康
昨年の暮れからお正月にかけて、夜も眠れないほどの鼻づまりが何日も続き、耳鼻咽喉科でポリープをともなう副鼻腔炎との診断を得て、鼻洗浄と投薬治療を始めました。治療を開始して40日くらいの経過はすでに記事にした(*1)ところですが、およそ3ヶ月が経過した現在の状況は;

治療をしてちょっと良くなると勝手に中断してしまうのを防ぐために、コクヨのバインダーノートに記録を取り始めましたが、それによれば約3ヶ月、正確に言えば95日を過ぎております。この間、徐々にではありますが、改善が見られた点は、次のとおりです。



  • 鼻づまりで夜半に目覚めてしまい、点鼻薬をスプレーしてまた寝るという頻度はかなり減少しました。まだ、例えば寒くて鼻かぜ症状になったときに再現しますが、2日ほどで明け方まで眠れるように改善されました。
  • 鼻洗浄で片側は通るけれども他方は口から出てしまうという片方づまり状況はほぼなくなりました。鼻洗浄がしっかりできると、点鼻薬も有効になるようです。
  • カルボシステイン錠がしっかり効いているようで、鼻をかむとちゃんと出ます。朝に喉の奥にからまるような変な味はだいぶ少なくなりました。



総じて、劇的な改善というほどではないけれども、ゆるやかに改善の方向に来ているようです。鼻洗浄と投薬治療の状況を客観的に把握するために、バインダーノートに記録するというやり方はたいへん有効なようです。もう一つ、昔のことはよく覚えているのにさっき薬を飲んだかどうか定かではないような短期記憶の弱体化に対応するにも、薬を飲んだら記録するという習慣(*2)がやっぱり有効なようです。



ところで、正しい鼻のかみ方が普及されない理由の一つに、歯磨きは小学校などの健康指導の時間に何度か習ったことがあるけれど、正しい鼻のかみ方は一度も習ったことがないことや、家庭でも人前で鼻をかむのは礼儀に反し、見えないところで鼻をかむというエチケットが主流で、他人の鼻のかみ方を意識することが少ない、ということもあるように思います。歯磨き指導が若い世代の歯周病疾患を激減させたように、耳鼻咽喉科の関係者が小学校の低〜中学年あたりで継続的に「正しい鼻のかみ方」を指導したらどうかと思いますが、はたして現実性はあるものだろうか?

(*1): 鼻詰まりの治療の経過は〜「電網郊外散歩道」2023年2月
(*2): 薬を飲み忘れないために〜「電網郊外散歩道」2013年3月


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