土曜日の午前中、草刈りの最中に雨に降られてずぶ濡れになり、翌日も土砂降りの雨となった日曜の午後、楽しみにしていた「アフィニス音楽祭2018」合同オーケストラ演奏会に出かけました。山形交響楽団とアフィニス祝祭管弦楽団の合同演奏会で、開場は山形テルサホールです。
プログラムは、
というものです。ふだんの山響の編成ではなかなか実現が難しい曲目もありますので、こうした合同オーケストラ演奏会は、たいへんありがたい良い機会です。
第1曲、交響詩「ドン・ファン」です。今回、入手出来た席は1Fの前方右側ですので、ステージの全容はわかりにくいのですが、いわゆる10型編成、ステージ向かって左側から第1ヴァイオリン(10)、第2ヴァイオリンも多分(10)、チェロ(8)、ヴィオラ(8)、コントラバス(4)の10-10-8-8-4の弦楽セクションに、木管、金管、ティンパニが加わりますが、各パートの人数は不明。コンサートマスターは、今回の講師の一人、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団でコンサートマスターをつとめたヘンリック・ホッホシルトさんです。指揮は秋山和慶さん。出だしから堂々たるシュトラウス・サウンドで、ほんとに気持ちいい。オーケストラの醍醐味だなあと思っていたら、これはまだ序の口でした。
第2曲、プロコフィエフの古典交響曲。ぐっと編成を絞って、6-6-5-5-2 の弦楽セクションに、Fl(2),Ob(2),Cl(2),Fg(2),Hrn(2),Tp(2),Timpで、指揮者なしでの演奏です。コンサートマスターは赤いネクタイをしめた川崎洋介さん。第1楽章のはずむようなリズム、華麗な音や、第2楽章のファゴットの存在感など、この曲の魅力を存分に味わいました。
第3曲は、組曲「ロメオとジュリエット」Op.64から8曲を抜粋したもので、その内容は、
というものです。
楽器編成は、目視で確認できませんので推測ではありますが、たぶん10-10-8-8-4の弦楽セクションに、Fl(3:うち1はピッコロ?)、Ob(3)、Cl(4)、Fg(3:うち1はコントラファゴット)の木管、Hrn(5)、Tp(3)、Tb(3:うち1はバストロンボーン)の金管、Timp.とPerc.とPfとHrp、かな? コンサートマスター席には音楽監督の四方恭子さんが座り、その隣には山響の犬伏亜里さん。ホッホシルトさんは第4プルトのセカンドに、川崎さんは第2ヴァイオリンのトップで、その脇には山響の中島光之さん、という具合。ステージいっぱいに楽員が乗ると、音が出る前からなんだかワクワクと期待感が高まります。
当方、プロコフィエフの音楽は大好物で、「ロメ・ジュリ」と略称される組曲もその一つです。「モンタギュー家とキャピュレット家」では、地鳴りのような低音にしびれますし、「少女ジュリエット」の可憐さや「ロメオとジュリエット」の響きの純度も、「タイボルトの死」の迫力も、秋山和慶さんの指揮する音楽に合わせて思わず体が動きます。うん、久々にプロコフィエフを徹底的に存分に聴きたくなったぞ(^o^)/
終演後、田舎の我が家へ車を走らせながら、手持ちのプロコフィエフのCDのあれこれを思い浮かべておりました。山形でのアフィニス音楽祭が今年で終わるのは残念だけれど、これまで楽しんで来れたこと、関係者の皆様に心から感謝したいと思います。
プログラムは、
- R.シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」Op.20
- プロコフィエフ 交響曲第1番ニ長調Op.25「古典交響曲」
- プロコフィエフ 組曲「ロメオとジュリエット」Op.64(抜粋)
というものです。ふだんの山響の編成ではなかなか実現が難しい曲目もありますので、こうした合同オーケストラ演奏会は、たいへんありがたい良い機会です。
第1曲、交響詩「ドン・ファン」です。今回、入手出来た席は1Fの前方右側ですので、ステージの全容はわかりにくいのですが、いわゆる10型編成、ステージ向かって左側から第1ヴァイオリン(10)、第2ヴァイオリンも多分(10)、チェロ(8)、ヴィオラ(8)、コントラバス(4)の10-10-8-8-4の弦楽セクションに、木管、金管、ティンパニが加わりますが、各パートの人数は不明。コンサートマスターは、今回の講師の一人、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団でコンサートマスターをつとめたヘンリック・ホッホシルトさんです。指揮は秋山和慶さん。出だしから堂々たるシュトラウス・サウンドで、ほんとに気持ちいい。オーケストラの醍醐味だなあと思っていたら、これはまだ序の口でした。
第2曲、プロコフィエフの古典交響曲。ぐっと編成を絞って、6-6-5-5-2 の弦楽セクションに、Fl(2),Ob(2),Cl(2),Fg(2),Hrn(2),Tp(2),Timpで、指揮者なしでの演奏です。コンサートマスターは赤いネクタイをしめた川崎洋介さん。第1楽章のはずむようなリズム、華麗な音や、第2楽章のファゴットの存在感など、この曲の魅力を存分に味わいました。
第3曲は、組曲「ロメオとジュリエット」Op.64から8曲を抜粋したもので、その内容は、
- モンタギュー家とキャピュレット家
- 少女ジュリエット
- 踊り
- 仮面
- ロメオとジュリエット
- アンティーユ諸島から来た娘たちの踊り
- タイボルトの死
- ジュリエットの墓の前のロメオ
というものです。
楽器編成は、目視で確認できませんので推測ではありますが、たぶん10-10-8-8-4の弦楽セクションに、Fl(3:うち1はピッコロ?)、Ob(3)、Cl(4)、Fg(3:うち1はコントラファゴット)の木管、Hrn(5)、Tp(3)、Tb(3:うち1はバストロンボーン)の金管、Timp.とPerc.とPfとHrp、かな? コンサートマスター席には音楽監督の四方恭子さんが座り、その隣には山響の犬伏亜里さん。ホッホシルトさんは第4プルトのセカンドに、川崎さんは第2ヴァイオリンのトップで、その脇には山響の中島光之さん、という具合。ステージいっぱいに楽員が乗ると、音が出る前からなんだかワクワクと期待感が高まります。
当方、プロコフィエフの音楽は大好物で、「ロメ・ジュリ」と略称される組曲もその一つです。「モンタギュー家とキャピュレット家」では、地鳴りのような低音にしびれますし、「少女ジュリエット」の可憐さや「ロメオとジュリエット」の響きの純度も、「タイボルトの死」の迫力も、秋山和慶さんの指揮する音楽に合わせて思わず体が動きます。うん、久々にプロコフィエフを徹底的に存分に聴きたくなったぞ(^o^)/
終演後、田舎の我が家へ車を走らせながら、手持ちのプロコフィエフのCDのあれこれを思い浮かべておりました。山形でのアフィニス音楽祭が今年で終わるのは残念だけれど、これまで楽しんで来れたこと、関係者の皆様に心から感謝したいと思います。
記事を拝見しますと音楽祭の山形開催は今年が最後とのこと。迫力ある演奏を聴く機会が減るのは残念ですね。今はライヴ重視の傾向があるので後継の音楽祭などが企画されればいいですね。