
雪が融けて、自宅から少し離れた園地にも軽トラックで立ち入ることができるようになりました。サクランボ、桃、リンゴの状況を見に行きましたが、老木の多いサクランボ果樹園の雪折れ被害は大きなものは2箇所、うち1箇所は全倒壊の状況でした。
こちらは太枝がボッキリと折れた佐藤錦の老木。最近は雪質が湿って重いことが多いので、一度にまとまって降られると雪の重みに耐えかねる部分ができ、そこからボッキリと折れてしまいます。

もっとひどいのがこちら。まるっきり全倒壊です。こうなると再生は不可能、伐採して薪に使ってもらうしかありません。もっとも、この樹は半ば枯れかかっていたもので、諦めがつきます。奥の方に小さく見える赤い車は、わが愛車マツダ・デミオ君です。

昨年の大不作の背景には、亡父が1970年代に植えた老木が寿命に近づいているためもあるのだろうと考えています。そのため、ある程度は見切りをつけ、今年はプロに剪定を依頼するのはやめ、雇人の人たちにも長年の協力に感謝を伝えて、サクランボの収穫シーズンの雇用は昨年で終わりとしました。今後、サクランボは「紅さやか」はまだ収穫できそうですので、「佐藤錦」とともに収穫できる分だけを自分たちで収穫する形でしだいに規模を縮小し、伐採しながら徐々に閉園に向かって後始末をしていくことになります。
ただし、植えた年代が新しい桃とリンゴはまだまだ収穫できそうですので、今後は「川中島白桃」や「美晴白桃」「青空むすめ」など中〜晩生種の桃を主体にしながら、無理せず70代でもできる果樹園農業を試みていくつもりです。

そんな飼い主の事情は知らないわが家のやんちゃ猫・李白は、温風ヒーターの吹き出し口に近いレーザープリンターの上に乗っかって、ぬくぬくとお昼寝を決め込んでおります。邪魔っけなノートや印刷物は、身動きしてドサドサッと落っことせば大丈夫(^o^)/
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