図書館で、福島哲史著『クリアホルダー整理術』なる本を見つけ、読んでみました。「文具マニアの著者が長年の経験と必要から生み出した驚異の整理術!」という売り文句に、ちょいとひかれまして(^o^)/
クリアホルダー(あるいはクリアフォルダ)に関しては、以前から関心があり(*1)、初めて発売されたメーカーはどこで、いつ頃なのか、知りたいと思っていましたが、残念ながらいまだに果たせていません。本書にも、クリアホルダーの歴史に関するウンチクでも載っていないかと期待しましたが、この点では残念ながら期待はずれでした。むしろ、実用的な、あるいは思わず笑い出しそうな破天荒な使い方などが紹介されており、すっと読み飛ばせますが、いくつかは実用的な意味がありました。
本書の構成は、次のとおりです。
私の場合は、クリアフォルダの枚数を限定し、あまり増やさないことで当面の課題を意識するような使い方をしていますが、この中では第4章:クリアホルダーの「中身」整理術 の章が有益でした。要するに、クリアフォルダの中身を定期的に捨てていかないと、クリアフォルダが限りなく増えていく、というジレンマを解決する考え方です。
著者が「捨てる基準」にしているのは、
というものだそうで、情報の場合は、
としています(p.150)。このあたりの割り切り方が、ポイントでしょう。ただし、現実には、それまでほとんど棚の場所ふさぎでしかなかった1970年代の雑誌『科学の(と)実験』のバックナンバーが、「歴史技術科学」カテゴリーの記事を書く上でたいへん参考になったりしますので、機械的には捨てられないところがあります。むしろ、せいぜい数枚程度の定型文書をいつまでも保存しておくから悪いのだ、という感じもします。
(*1):美崎栄一郎『文具術』を読む~「電網郊外散歩道」2014年3月
クリアホルダー(あるいはクリアフォルダ)に関しては、以前から関心があり(*1)、初めて発売されたメーカーはどこで、いつ頃なのか、知りたいと思っていましたが、残念ながらいまだに果たせていません。本書にも、クリアホルダーの歴史に関するウンチクでも載っていないかと期待しましたが、この点では残念ながら期待はずれでした。むしろ、実用的な、あるいは思わず笑い出しそうな破天荒な使い方などが紹介されており、すっと読み飛ばせますが、いくつかは実用的な意味がありました。
本書の構成は、次のとおりです。
序章 クリアホルダーは整理に最適なツール
第1章 クリアホルダー活用のメリット
第2章 クリアホルダーをキャパ30倍、活用する!
第3章 クリアホルダー発想法でアウトプットしよう!
第4章 クリアフォルダーの「中身」整理術
第5章 まだまだあるぞ!クリアホルダーアイデア活用法
私の場合は、クリアフォルダの枚数を限定し、あまり増やさないことで当面の課題を意識するような使い方をしていますが、この中では第4章:クリアホルダーの「中身」整理術 の章が有益でした。要するに、クリアフォルダの中身を定期的に捨てていかないと、クリアフォルダが限りなく増えていく、というジレンマを解決する考え方です。
著者が「捨てる基準」にしているのは、
- オリジナルのあるもののコピー
- ある時期を過ぎた資料
- 仕事関係、取引の終わった相手のもの
- 一時的なもの
- ダブってあるもの
- 使えないもの、使いにくいもの
というものだそうで、情報の場合は、
- 自分と関係ないもの
- 知っているもの
- 不要になった(使った)もの
- 役立たないもの
- 古いもの
としています(p.150)。このあたりの割り切り方が、ポイントでしょう。ただし、現実には、それまでほとんど棚の場所ふさぎでしかなかった1970年代の雑誌『科学の(と)実験』のバックナンバーが、「歴史技術科学」カテゴリーの記事を書く上でたいへん参考になったりしますので、機械的には捨てられないところがあります。むしろ、せいぜい数枚程度の定型文書をいつまでも保存しておくから悪いのだ、という感じもします。
(*1):美崎栄一郎『文具術』を読む~「電網郊外散歩道」2014年3月
クリアホルダーを使うのには、
・一枚に一件保存する
・クリアなものを使う
クリアホルダーとは言い条、表面がデザイン柄でちっともクリアじゃないものが多すぎる…
イベントの景品とかですが。