電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

プラチナ万年筆#3776ブルゴーニュ(F)を1年半使ってみて

2014年12月27日 06時03分23秒 | 手帳文具書斎
昨年(2013年)の夏に、プラチナ万年筆#3776ブルゴーニュの細字(F)を購入して以来、はや1年半が過ぎようとしています。この間、いちど落っことして修理に出した以外は、ほぼ毎日使い続け、使っているインク(プラチナの古典ブルーブラック)のボトルを追加購入するほどで、文字どおりメインの筆記具となっています。それまでは、パイロットのカスタムやウォーターマン等の中字を主体で使ってきていましたが、最近はボールペンまで細字が主体に転換しつつあります。

一年半、使い続けてみて、わかったことや、あらためて感じたこともあります。

  • スリップシール機構は、たしかに乾燥しにくい。インクが空になった状態で放置しない限り、書けなくなることはありません。
  • 細字でもインクフローは良好で、スラスラ抵抗なく書くことができます。
  • 握る位置にキャップのねじ山があり、指先の感触が妙にざらざらする面はありますが、非常に抵抗を感じるというほどではありません。
  • 軸全体に適度な重さがあって、長さも私の手にはちょうどよく、キャップを付けた時の重心が指の付け根の位置に来るため、しっくりと手になじみます。
  • インクコンバータの気密性もしっかりしていて、首軸までインクに差し込んで吸入すれば、途中で空気が入ったりもしません。

1本1万円という定価は、万年筆としてはまだまだ上があるわけですが、庶民にとっては充分にぜいたくな筆記具です。還暦の記念に自分で購入した品ではありましたが、すっかりお気に入りの万年筆になってしまいました。ブルゴーニュを、大事に使っていきたいと思います。


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