電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

シベリウスの交響曲第1番のいろいろな演奏を聴いてみる

2024年03月10日 06時00分05秒 | -オーケストラ
山響こと山形交響楽団の定期演奏会に予定されている曲目の中で、サッリネンとニールセンも大きな楽しみの一つですが、そうは言っても聴き馴染みのあるシベリウスの交響曲第1番が期待大です。手元にはCDのカラヤン盤があり、ずっと聴いています(*1)が、その他にはパブリック・ドメインの恩恵でアンチェル指揮チェコフィルの演奏(*2)や渡邉暁雄指揮日本フィルの演奏(*3)も楽しんでいます。

その他にも、様々な演奏に接してみようと、YouTube で探してみました。例えばパーヴォ・ヤルヴィ指揮、パリ管の演奏。

Jean Sibelius - Symphony No 1 in E minor, Op 39 - Järvi


続いて、ユッカ・ペッカ・サラステ指揮、ラハティ交響楽団の演奏。

Sibelius: Symphony No. 1 - Jukka-Pekka Saraste & Lahti Symphony Orchestra


ふだんの日常生活で楽しむことができるという点では、コンピュータ・ネットワークの時代の恩恵を痛感しますが、今回の定期演奏会は、パソコンのディスプレイとミニコンポの簡易 PC-audio で見て聴く音ではなくて、よく響く音響の良いホールで、眼の前で生身の演奏家が繰り広げる演奏会です。正直に言って、これは何ものにも勝る音楽体験でしょう。今回のオッコ・カム指揮山響の生の演奏が楽しみです。

(*1): カラヤンとベルリン・フィルの「シベリウス/交響曲第1番」を聴く〜「電網郊外散歩道」2008年3月
(*2): シベリウス「交響曲第1番」カレル・アンチェル指揮チェコフィル〜「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」より
(*3): シベリウス「交響曲第1番」渡邉暁雄指揮日本フィル〜「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」

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