電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

一日の水分量を1,500mL程度に抑えるには

2019年02月05日 06時01分56秒 | 健康
先に読んだ集英社新書で、高橋知宏著『本当はこわい排尿障害』の中で、次のような事実を知りました。

  • 成人の膀胱が溜めることができる尿の量は、300~500mLほどである。
  • 人間はふつう1日に4~5回はトイレに行き、1日に8回以上ならば頻尿である。
  • 排尿のメカニズム的に、ジェット水流にさらされる膀胱出口は、長い間にダメージを受けやすい。
  • 1日の水分量は1,500mL程度に抑えるほうが良い。

ふーむ。そういえば、常用するカップ類が昔に比べて二回りほど大きくなってきていますが、これはいつごろからなのだろう? 私の学生時代、1970年代前半には、コーヒーカップは小ぶりのものが中心で、容量は120~140mLくらいだったと思います。ところが近年は大型のマグカップを常用しており、250~300mLくらいは入りそうです。夏場の熱中症対策でできるだけこまめに水分を摂取するようにキャンペーン報道されていることもあり、どうしても一回に摂取する水分量は倍増していることになりますが、「最近オシッコが近い」とか「車に乗っていてコンビニのトイレのお世話になる」などというのは、年齢のせいというよりも一回に摂取する水分量の増加のせいではないのだろうか?

例えば、朝、マグカップでコーヒーを飲み(250mL)、朝食で味噌汁を飲み(200mL)、少量の湯でアレルギー性鼻炎の薬を飲み(100mL)ますので、計550mLとなります。これは、途中でトイレに行きたくなるのは自然なことでしょう。
さらに、職場でもマグカップでコーヒーを数回飲みますので、600~750mL、夕食で味噌汁と夕方の薬で200+100=300mLくらいでしょうか。
すると、一日の合計は1,450~1,600mLということになります。たぶん、ビールで晩酌すれば、確実に2,000mL超えになりそうです。

大ぶりのマグカップを使い始めたのは、清涼飲料水の一缶が180ccから200cc、さらに250ccから500ccのペットボトルへと容量アップしていったことから、容器の大容量化が並行して進んだからなのでしょう。思い切って大型マグカップをやめ、昔ながらの湯呑み茶碗くらいの容量が実はちょうどよいのかもしれません。



ちなみに、当ブログの写真で見るコーヒーカップの推移は:

■2005年11月


■2006年1月


■2007年12月


■2008年1月


以後最近まで、主にこのディズニーのマグカップを愛用してきました。今後はもう少し小さめのカップを試してみたいと思います。



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