電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

暖房に関する昔話とタイマー点火の暖房のありがたさ

2019年02月23日 06時00分37秒 | 料理住居衣服
冬の朝、一定時刻になるとタイマーで寝室のファンヒーターが自動点火します。少し暖かくなったところで起きて着替えをしますが、この頃には書斎もリビングも温風ヒーターが点火しています。

昔はどうだったろう? 少なくとも、ワタシの小学校入学前後、1960年以前は、暖房は囲炉裏とコタツと火鉢だったはず。たぶん父と母が寒い中を起きて、囲炉裏の中の熾火を探し、粗朶を加えて燃やしていかなければなりません。一晩は保つ程度の熾火を残すことができないときは、マッチで少量の硫黄のついた「経木」に点火し、新聞紙等を丸めたものに火を移し、少しずつ薪を燃やしていくことになります。燃え上がるまではかなり時間がかかるでしょうし、炭を熾して火鉢やコタツに移すことではじめて屋内暖房となります。

寒い冬の朝、火のありがたさとともに、タイマーで自動点火する暖房の便利さをつくづくと感じます。このような感覚は、もしかしたら都会育ちの若い人には理解できないものかもしれませんが、芋煮会等で薪を燃やした経験のある人なら、ある程度は想像できるのかもしれません。

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