電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「LPレコードの復興」が新聞記事に

2018年07月08日 05時42分08秒 | Weblog
おそらくは配信記事だと思いますが、6月27日付け山形新聞に「レコード復興 本格的」という記事が掲載されました。昨年のLPレコードの生産量が16年ぶりに100万枚を突破したというもので、東洋化成のレコード製造工場等を取材したものです。記事によれば、ピークだった1976(S51)年に2億枚あった生産量がCD等への移行にともない2009(H21)年には10万枚にまで落ち込んだそうです。ところがネット配信などでCDの生産量も落ち込んでいるにもかかわらず、LPレコードが年々少しずつ盛り返し、昨年は106万枚まで回復した、とのこと。

この原因として考えられるのが、「アナログな音やジャケットのデザイン性を新鮮に感じる若者に支持が広がっているため」で、「アイドルやJ-POP歌手がレコードを出し始めた」ことも要因の一つに上げているそうです。

記事のグラフは縦軸の途中省略が少々恣意的で、2億枚に対して100万枚というのは、ピーク時の5%に過ぎないわけです。それでも機器や保守部品の供給に対してはプラスに作用することでしょう。超高級オーディオにかたよるような事態は歓迎できませんが、今も保存しているLPレコードを引き続き楽しめるのならば、それはそれでありがたいことです。



さて、ただいまから河川清掃の共同作業。要するに地区内総出で河川堤防の草刈りをするという行事です。動力刈払機を持ち込み、6時から1時間ほどの作業です。最近はだいぶ慣れて、文字どおり朝飯前に(^o^)/
帰ったら朝食を食べて、LPレコードでも聴こうかな。

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