電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

文具ブームのきっかけは筆記具だった

2014年03月26日 06時05分18秒 | 手帳文具書斎
最近は、文具が一種のブームになっているようです。文具、文房具に関するムックや単行本が次々に発売され、一定の売上を得ているようですし、文具の新製品発表も次々に行われています。では、こうした文具ブームのきっかけは、いったい何だったのか?

私の場合、もともと文具に興味はあったのですが、あらためて着目するきっかけになったのは、ボールペンでした。それまで使っていた、ヴァレンティノのボールペンを踏んづけてボキッと軸を折ってしまい(*1)、後継のボールペンを探したことがきっかけでした。ここで、PowerTank(*2) や G-knock(*3), Jetstream(*4) などのボールペンを使い始めました。とくに、ジェットストリームの書き味に驚き、とりこになったのが始まりです。さらに、短軸万年筆「プレラ」に色彩雫「紺碧」「朝顔」インクを使うようになり、これがプラチナ社の古典ブルーブラックに魅力を感じて、いろいろな万年筆を使うようになりました。その結果、ノートの紙質を重視するようになってきています。

私の場合、発端はいずれも筆記具です。もしかしたら、近年の文具ブームは、やはり筆記具によって引き起こされたものでは? 世間の流行にはとんとうとい、ほとんど仙人生活をしておりますが、世の中の文具ブームを、カラフルなマスキングテープや「消しゴムハンコ」などではなく、どうしてもジェットストリームやフリクションボールなどに結びつけて考えてしまいます。

(*1):ボールペンの軸が折れた~「電網郊外散歩道」2005年8月
(*2):午後から外出、成果は?~「電網郊外散歩道」2005年9月
(*3):初めて知ったゲルインクのボールペンの書き味~「電網郊外散歩道」2007年3月
(*4):最近、手書きがマイブーム~「電網郊外散歩道」2007年3月

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