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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

間に合わせる

2012年11月21日 06時04分59秒 | 手帳文具書斎
『捨てる技術』という本が流行った後に、しばらくして「断・捨・離」というのも一種の流行語になりました。いずれも、たまってしまったモノをいかにして減らすかという点からの、技術なりスタイルの提案だったようです。

それにしても、あふれるほどモノを溜め込んでから、どう捨てようかを考える前に、実は「溜め込まない」ための考え方も必要なように思います。「欲しがりません○○までは」というような、あまりに禁欲的な考え方はいかがなものかと思いますが、すでにあるもので「間に合わせる」というのもあるのでは。

小さな違いに拘泥し、「もっと良い」ものを探してもキリがない。当面はこれで十分、間に合う。そういう割り切りができたら、むやみにモノがたまり、あふれるような事態は避けられるのでは。

それでは進歩がない?いやいや、画期的に良いものが登場したら、たぶん間もなく気づかされるのではと思います。ちょうど私が踏んづけて軸を折ってしまったボールペンの後継を探しているうちに、パワータンクPowerTankやジェットストリームJetstreamボールペンに出会ったように、世の中のほうが騒ぎだして、その影響を受けざるを得なくなるのでしょう。

だから、たいした違いはないと見切って「間に合わせる」ことも大切な要素だろうと思います。

写真は、11月初旬のもので、雪化粧をした鳥海山です。少々トリミングをしています。

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