厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2020年119冊目『パソコンの超残念な使い方』

2020-05-23 17:08:00 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、オフィスや家庭で起こるパソコンに関するトラブルや疑問から、いまさら聞けない用語や規格、知っておくと便利なテクニックなどを満載し、丁寧に解説しています。

私は、最近Windows7からWindows10搭載のパソコンに買い替えたので、「Windows10を初期設定のまま使ってはいけない」という項目を参考にし、設定を変えました。個人的な情報を取得するためのさまざまな機能をオフにするためです。

その他、ネットのマナーや、アカウントとパスワードの管理、パソコンのトラブル対応、ウイルス対策、意外と知らない便利機能など、気になったところは取り入れてみましょう。

コロナによりテレワーク・リモートワークの導入が想定より早く進んだいま、一般のビジネスパーソンであっても、これまで以上のパソコン知識・スキルは必要だと痛感しています。

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2020年118冊目『月収18万の派遣社員だった私が、「好きなこと」×「SNS」で年収2000万になれた37の方法』

2020-05-23 16:57:09 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

著者の「プチプラのあや」さんの仕事は、ご自身が大好きなプチプラ(安くて質のいいもの=プチプライス)の洋服や小物などの情報発信を通じて多くの方に喜んで頂くこと。

今では月商2000万円を超える会社の経営者で、ご自身の年収は2000万円くらいとのことです。
 
自分の「好き」を仕事にしていくことは誰にでも実現可能だ。
 
この本のメッセージです。

その理由の1つは、SNSの普及によって、誰でも簡単に情報発信ができるようになっていること。もう1つは、組織に所属して勤め上げるという働き方が、すでに一般的ではなくなりつつあることです。
 
さらに読むと、組織に属していても、自分の「好き」に従って自分らしく発信するインフルエンサー的なあり方が1つの価値として認められる、そんな時代になりつつあるようにも思います。

自社製品を愛する社員が、思い思いに発信することで、「この人がお勧めしているから買う」という変化が起こっているのです。言うなれば「セルフブランド」です。
 
「好き」を仕事に繋げる生き方もあるんだなと参考になるとともに、SNSを最大限に活用する教科書とも言える内容です。
 
【my pick-up】

◎フォロワーが確実に増える発信のコツ

・ターゲットに役立つ情報を発信する

・ブログは「読みやすさ」が一番大事

(空白はほどほどにする、自分がとくに重要だと思う情報は赤字や太字で協調する、スマホで読まれることを前提とする)

・「フォーマット」を決めておく

・理由や根拠を明確にする

・「インスタ映え」は不要!わかりやすさを重視する

・写真の「質」で差をつける

・YouTubeでは「再生時間」を伸ばす工夫をする

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2020年117冊目『10分読書』

2020-05-22 19:25:44 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

・毎日10分読んでいれば、1か月で1冊くらいは読み終えることができます。1年で12冊です。

・読書時間0分の人はずっと0分のままですが、読書時間が10分の人は15分になり、30分になり、1時間に増えていく可能性があります。

・10分間の読書で、ふと読んだひとつのセリフが忘れられず、数年後の行動を変えることもあります。
 
そんな「10分でも読書を」が本書のテーマです。
 
本は気兼ねなく堂々とセカンドオピニオンを取ることができます。何なら3つでも4つでも、おかしいなあと思ったときには、複数の本を読んで比較・検討することができます。

また、本はいつでも何度でも情報を取り出せます。全部の内容を理解したり覚えたりしなくても、「この本の○ページを見ればいい」「これについては、あの本が参考になる」ということだけ覚えておけば、何度でも読み返し、参考にすることができます。
 
塾に通わず現役で東大に合格し、現在は塾の最難関大クラスで国語を教える著者、吉田裕子さんの実践しやすく、仕事に役立ち、人生を豊かにする読書術です。

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2020年116冊目『人の心をつかむ最高の法則』

2020-05-22 19:17:03 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

著者のREINA(佐伯玲奈)さんは、生まれも育ちもアメリカで、ハーバード大学院卒。CIAとFBIの内定を蹴って、日本で芸人となったという異色の経歴です。

しかし、幼少期はどうやって人に話しかけたらいいか分からない「コミュニケーション下手」。それから「人間関係の築き方には法則がある」ことを見出し、その法則にそって行動すれば、コミュニケーションが苦手でも、人とよい関係を築くことができることに気づいたそうです。
 
人の心をつかむ法則(人間関係の方程式)

「人間関係の強さ=(①第一印象+②自分の魅力)×③相手の魅力÷④距離」

①第一印象 :マイナスでも、他の要素を強めることによって挽回できる
②自分の魅力:深く理解し、相手にうまく伝えることによって関係が深まる
③相手の魅力:深く理解し、声に出して相手に伝えることによって関係が深まる
④距離   :自分と相手の間にある心の距離が存在すると、関係性へのダメージ大
 
コミュニケーションが苦手な人は、無理に自分の性格を変えるよりも、コミュニケーションを戦略的に考えたほうが効果的です。準備と練習を繰り返し、必要なときに発揮できるスキルとして身につければ、誰でも「人の心をつかむ」ことができます。
 
人間関係の構築においては、たくさん失敗した上でいろいろな成功の形を体験しましょう。思うような結果を出せなくても自分を責め過ぎず、成功の際は自分を褒めてあげることも忘れないように。

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2020年115冊目『フューチャーワーク』

2020-05-17 14:54:13 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、新時代で成果を2倍にするための絶対条件として、次の5つのトレンドをしっかり押さえて磨きをかけていくことを挙げています。

トレンド1:「表層思考」⇒「深層思考」
トレンド2:「業務効率化」⇒「業務最適化」
トレンド3:「他者理解」⇒「自己理解」
トレンド4:「チームワーク」⇒「パートナー」
トレンド5:「専門スキル」⇒「汎用スキル」
 
この背景には、早ければ3年、遅くともあと5年以内に、私たちの働き方が劇的に変わっていくだろうという予測があります。

・RPA(Robotic Process Automation)やAIを活用した業務変革など、5年以上前にはあまり見られなかったテーマが、今ではかなりの割合を占める。

・「自らが望む働き方」をしたいとの価値観が、中堅からベテラン世代まで急速に浸透してきている。

・ただ会社にしがみついているだけの社員や成果を出せない社員は容赦なく切り捨てられ、優秀な社員が少数精鋭ののプロジェクトを組んで仕事が進んでいく。

・仕事そのもののスピードが一段速くなり、短期間で成果を上げる人だけが、会社にとって「大切なビジネスパーソン」と認めてもらえる。
 
物事を常に深く考えながら戦略的に仕事をし、自分をしっかり理解して自らの活かし方を考え、周りを味方につけながら汎用的なスキルを磨いていく。戦略コンサルタントによるそう遠くはない未来の働き方の提言です。
 
【my pick-up】

◎ますます拡大していく社員のやる気の格差

「できる社員」と「できない社員」の格差は今以上に明確になります。最大の要因は、頑張る社員と頑張らない社員の差が拡大していくことにあるのです。「やる気の格差」とは、本来同じことができるはずなのに、何らかの要因でやる気に差が生まれ、これが結果として成果の差(格差)を生み出している状態のことです。
 
◎「一番乗りポイント」でモチベーションアップ

何より、一番に行うことで、当然モチベーションは高くなり、成果や自分の成長にもつながります。
研修の第1回に参加した。社内の公募やプロジェクト募集に一番に手を挙げた。朝一番に出社した。カフェの開店一番客になった。最新トレンド領域の情報にいち早く詳しくなった。社内のノルマを一番に達成した。イベントの開催初日に訪れた。一番に質問してみた。一番に意見を言ってみた・・・
こうした一番といった成功体験は、そのうちにクセになってきます。
 
◎ロジカルシンキングとデザインシンキングを同時に鍛える

「1.課題・テーマを設定する」「2.その課題を解決するためのアイデアを思いつくままに挙げる」「3.自分にとって一番良い解決策を考えて定める」「4.なぜその解決策を選んだかという判断・意思決定をストーリーにする」

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