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厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2017年101冊目『「だから女は」と言わせない最強の仕事術』

2017-04-21 22:24:29 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

世間の期待や希望とは裏腹になかなか女性活躍が進まない理由には2つあると、著者の朝倉千恵子さんは考えています。

1つが日本のビジネス界が男性社会で女性が働きやすい環境が整いきれていないこと。まず男性と女性の違いをしっかりと認識した上で、それぞれの長所は活かし、短所は補い合っていくような関係性にシフトしていくべきです。

もう1つが女性たち自身の仕事に対する覚悟が足りないこと。女性であることや、自分の置かれた境遇や環境を言い訳にしないで、全力で仕事をする覚悟を持ってほしい。

この本では、皆さんを取り巻く他者との関係を軸に、仕事で成果を出し、認められる女性になるためのコツをお伝えします。

・自分はできると信じること、あきらめないこと、やり続けること。

・昨日よりも今日、今日よりも明日と成長していく自分を目指すこと。

・迷ったら困難な道を選ぶこと。

・向き不向きを考えるよりも、前向きに進むこと。

・やらない後悔よりもやった経験を大事にすること。

女性の上司・部下・同僚を持つ男性にとっても、女性の視点・考え・行動を理解することは、仕事をする上で大切だと思います。

【my pick-up】

◎可愛いだけではなめられる!

勉強する機会が男性より少なかった経験から、日ごろから勉強するという習慣がない人が多いのです。女性たちには特に男性の売り方を参考に、知識を蓄え論理的な説明ができる訓練をしてほしいのです。若いうちは愛嬌だけで割と何事もうまくいってしまうのです。しかし今うまくいっているからと、努力することを怠っていると、あるとき突然、売れなくなる瞬間、周囲に相手にされなくなる瞬間がきます。女子力パワーを使えるのは30代までだと心しておきましょう。聡明さも身につけないと、あきられてしまいます。

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2017年100冊目『お金が貯まる人は何が違うのか?』

2017-04-19 23:25:19 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本を読めば、お金に関する基本的な考え方や仕組みを理解し、誰でも20代でも1000万円貯めることが可能になります。

著者のもとに相談に来るのは、その多くが20代や30代前半の若い世代ですが、彼ら彼女らは知識や経験の少なさから、びっくりするほど無謀なお金の使い方をしている〝ムダ遣い中毒者〟が多いとのこと。

○「自動貯蓄」の仕組みを作る

×リボ払いやカードローンはNG

○お金を貯める目的をはっきりと、貯めるプロセスを楽しむ

「お金が貯まる人」と「お金が貯まらない人」の違いや溜まる人のテクニックは、30代以上の人でも役に立ちますよ。

【my pick-up】

◎お金が貯まる人は自分の好きなものにお金を使う、お金が貯まらない人は他人の好きなものにお金を使う

どんなことにお金を使えば、自分が充実感や満足感を得られるか。私が外食にお金をかけるのも、一緒に過ごす人たちにおいしい料理や上質な空間を味わってもらいたいからです。それでみんなが喜んでくれたら、そのことが私を幸せにしてくれます。だから、人と過ごす時間にお金をかけることは私にとって「投資」になります。そのことがしっかりとわかってから、なんとなく飲み会に行くという、ムダな交際費も削れるようになりました。

◎お金が貯まる人は20代で資産運用を始める、お金が貯まらない人は60代から始めようとする

たしかに入社1年目や20代のあなたは、手元の資産はまだ少ないはずです。でも、そのハンデをはるかにしのぐ大きな資産を持っているのです。それは「時間」です。資産運用でお金を増やそうとするとき、時間ほど強力な強みはないのです。時間をかけるほど、資産運用で大きな〝利回り〟を得る可能性が高いのです。

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2017年99冊目『世界のどんな職場でも評価される 無敵の働き方』

2017-04-16 17:00:09 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、今後日本人が世界の人からリスペクトされ、世界で結果を出し続けるためには「どんな思考と行動を新しく身につけた方がよいのか」について、わかりやすく具体的に紹介します。

この本では、日本仕様の終身雇用と、世界仕様の非修身雇用それぞれの暗黙の掟(思考と行動の特徴)がベースとなっています。

1.「就社」している⇔「就職」している

2.異動は「当たり前」⇔キャリアは自分で切り開く

3.会社を辞めるのはよくない⇔自分の価値が評価されない会社は辞める

4.仕事はチームでやる⇔仕事は原則上司とやる

5.対立を避ける⇔対立を避けない

6.理不尽を呑み込む⇔理不尽を呑み込まない

相手や状況によって、そもそも持っているこれらの暗黙の掟に基づく思考と行動を使い分ける、つまり二刀流の「無敵の働き方」を実行すればよいのです。

また、努力の成果を掴み取る人になるためのカギは、実践する前の「準備」を、実践した後の「振り返り」を何度も繰り返すことです。この2つの行動は、通常、周囲の人から観察されにくいため、「隠れた努力」とも言われますが、これを避けることはできないと思います。

【my pick-up】

◎待つ時間を頭と心のウォームアップに充てる

リーダーは待つ時間を「場を温める時間」に転換させる必要がるのです。リーダー自ら雑談を起こす行動をとり、雑談が起きる必然性を高めることが大切です。リーダーは、会議の議題にそった雑談の話題を提供する、あるいは、そのような話題を引き出すための問いかけをする、という行動をとる必要があるのです。

◎チームを「ビルド」する

外国人社員は、仕事は上司との関係でやるものと考えるのです。そのため、原則、周囲の同僚とチームで仕事をする必要性を感じていないのです。チームはそもそも存在しないので、改めて「チームを作る(=ビルドする)」ことが必要になります。チームをビルドするためには、次の6つのことをメンバーに対して、自分の言葉でわかりやすく表現し、説明しなければいけません。(1)目指すゴール(2)現状(3)ゴールと現状のギャップを埋めるために自分が考える手段と段取り(4)想定されるリスク(5)各メンバーへの期待・役割(6)タイムフレーム。彼らは、チームで仕事をするときは、自分にとって「当たり前でない」忘れがちなチームという言葉を頻繁に使うことでお互いに意識付けをし合うのです。

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2017年98冊目『収入2700万円の差がつく身だしなみ』

2017-04-16 16:36:44 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

・人の生涯年収は容姿によって大きく左右される。経営者の見た目に対する意識の有無によって、会社の売上に差が出る。

・見た目がいいと相手に信用されやすい。

日本初の女性メンズ美容家、山川アンクさんが、「女性にも好感を持たれ」「仕事ができる見た目に変えて」「生涯収入アップにつなげる」方法を紹介します。

スーツの改造、ニオイのクリーニング、ヘアやスキンケア、食事や運動のヘルス対策・・・

男性が自分自身の体をケアするというのは、新しい自分に生まれ変わらんとする「切り替えの美意識」。毎日のけがれを落とし、その日にあった嫌なこともお風呂できれいさっぱり洗い流す等を繰り返すことで、ビジネスの成功に近づいていくのかもしれません。

【my pick-up】

◎最強の老化アイテム、その名はタバコ

タバコは百害あって一利なしです。吸っても何もいいことがありません。タバコを吸うというのは意図的に毒を飲みこんでいるようなものなんですね。実はストレスに対しても逆効果。タバコを一本吸うだけで活性酸素が1京個(10の15乗)発生し、毛細血管を収縮させて血のめぐりを悪くすることで、体への負担も増幅し、ストレスに対する耐久性が低下するという、火に油を注ぐ行為なのです。

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2017年97冊目『東大式スゴい[決算書の読み方]』

2017-04-15 22:17:09 | おすすめビジネス書

 

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評価 (3点/5点満点)

東京大学経済学部(執筆当時)の大熊将八さんが、ゼミを通して企業の意外な実態を暴き出してきたとのことで、それをまとめたのが本書です。

ゼミに所属する学生が決算書や各種統計データを読み込み、企業の広報担当に熱心に電話し、店舗に何度も実地調査を行うという分析を時には100時間ぐらいかけることで、これまでニュースで目にしていたのとは全く違う企業の〝裏の姿〟が明らかになっていきます。

不祥事企業:シャープ、電通、三菱自動車

話題の企業:東宝、ソフトバンク、ネットフリックス

高収益企業:LINE、カカクコム(食べログ)、キーエンス

などなど、話題の企業が取り上げられています。

「棚卸資産」「売掛金」「のれん」「キャッシュフローといった決算書の数字を押さえると、その企業のビジネスモデルを把握できます。企業分析のエッセンスが学べる1冊に仕上がっています。

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