厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2014年177冊目『型にハマればうまくいく。』

2014-10-13 17:48:19 | その他私が読んだ本
型にハマればうまくいく。戦略的キャラ替え仕事術 型にハマればうまくいく。戦略的キャラ替え仕事術
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-09-26

評価  (2点/5点満点)

ビジネスの基本や能力、スキルを十分に身につける前に、自分らしさを前面に出して、結果的に伸び悩んでいる人が今、多いように感じます。

仕事には、成果を出すための「型」が存在します。「このとおりにやれば、ある程度の成果は予測できる」という方法論です。そのように基礎となる型を磨いた上で、自分なりの成功法則を見出し、成果を出せる一流のビジネスパーソンになっていくのです。

本書では、その型として、「成果が出やすいキャラクターに戦略的に変身する方法」を紹介します。さまざまな仕事のシーンに合わせて、適切にキャラ替えをするのです。

この方法は特に、転職したとき、部署を異動したとき、起業・独立したときなど、ビジネスシーンが大きく変化する局面で有効かと思います。

また、型にハマると、第三者の視点で自分や相手のことを考え、自分や周囲を客観的に捉えることも可能になるでしょう。

【my pick-up】

◎小まめな報連相で上司に好かれて成果が出る

たとえ仕事の適性や能力が足りなくても、上司との関係が上手にできていれば、仕事で上司の強力を得られます。

あなたの能力やスキルに関係なく、さまざまなことが上司の好き嫌いで決まるのが現実なのです。上司も人間。当然、好意をもてる部下を引き立てます。逆に、あなたが上司の立場だったら、きっと無意識のうちにそうするはずです。

上司に小まめに報告や連絡や相談(報連相)をするキャラをかぶることが大切です。上司に対する不平不満を嘆くだけのキャラになってしまったら、状況はますます悪くなるばかりです。

報連相によって接触が多くなるほど、上司と部下の関係はスムーズになるはずです。あえて報連相を戦略的に活用しましょう。

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2014年176冊目『一瞬で人生が変わる!1分間決断法』

2014-10-11 21:43:30 | おすすめビジネス書
一瞬で人生が変わる!  1分間決断法 一瞬で人生が変わる! 1分間決断法
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-09-19

評価  (3点/5点満点)

2009年のビジネス書年間ベストセラー1位となった『本当に頭がよくなる1分間勉強法』の石井貴士さんの最新刊は、「1分間決断法」です。

ただし実際は、ゼロ秒で決断し、1分以内に行動を起こすというものです。

そのために必要なのは、決断する前に自分の中に「軸」を作っておくこと。そうすれば迷うことがなくなるのです。

本書では具体的に、決断を惑わせる12のバイアス(外見、美人、嫉妬、願望、データ、権威、ランキング、メディア、リピート、カタカナ、スピリチュアル、サンクコスト)や、5つの決断法(ノータイム、タイムカット、フラット、チーム、自分軸)が紹介されています。

「決断には、どちらが正解かは存在しません。選んだあとに、あとから強引に正解にしていくのが、決断なのです。」(あとがきより)

決断にはリスクがあるからこそ、事前の準備が大事だし、万が一その決断が間違っていたとしても、スピード感があれば十分修正が可能だと私は思います。

【my pick-up】

◎直観力をつけるために2000冊の本を読もう

あなたが「決断力がない」と感じたら、そもそもその分野に関して2000冊の本を読んでいないのが原因です。ゼロ秒で決断するために、2000冊の本を読む時間を先に作るのです。私は、2003年に会社を起業する前に、2000冊の本を読みました。そのおかげで、いきなり初年度に年商3000万円になることができました。最初に本を読んでからビジネスを始めたおかげで、直観力がついた状態でビジネスをスタートさせることができたのです。

◎「やらないこと」を決めるのも決断だ

私はゴルフをしないと決めています。時間の無駄だからです。「ゴルフは一生しない」これは「決断」です。しないことをどんどん決めていくことで、あなたには自由な時間が生まれます。事前に決めておけば、ぶれません。

◎チームの決断では、求められている役割を知る

リーダーの役割=決断することだけ、リーダー以外の人の役割=リーダーが決断するための材料を出すことだけ。これがチームの決断法です。「自分の意見を通そう」というモチベーションがある人が会議に参加すると、会議が荒れます。

◎声が小さい人のアイデアにこそ、耳を傾ける

声が大きい人や、明るい人の意見は、何もしなくても出てきます。声が小さくて何を言っているか聞き取れない人や、誰も友だちがいないような人の意見こそ、会議で聞くべきなのです。声が小さい人の意見も聞くことで、最終的に、チームとしての最高の決断ができるのです。

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2014年175冊目『みんなに必要とされている人の「ひと工夫」の習慣』

2014-10-10 23:04:56 | その他私が読んだ本
みんなに必要とされている人の「ひと工夫」の習慣 みんなに必要とされている人の「ひと工夫」の習慣
価格:¥ 1,382(税込)
発売日:2014-07-02

評価  (2点/5点満点)

「頼りになる」「気がきく」「安心して任せられる」など、みんなに必要とされている人の“ひと工夫”は、どのような工夫でしょうか?

この本では、その答えとして「人に喜ばれる工夫」が安心感や信頼感を生み出すとしています。相手がどう思うかと考え行動するようになると、周囲との関係性がどんどん良くなるのです。

気配り、思いやり、広い視野、ほどよい距離感・・・これらを体現できるちょっとした工夫が身につけられる1冊です。

【my pick-up】

◎素直さがスピードを生む

すぐ行動するのに必要なのは何でしょうか?それは、素直であることです。

素直になれない人は結局、「ああでもない」「こうでもない」と理屈をつけて、すぐにやろうとしなかったり、自分のやり方にこだわったり、うまくいかないときも人に聞こうとしないのです。

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2014年174冊目『たくらむ技術』

2014-10-05 17:46:25 | その他私が読んだ本
たくらむ技術 (新潮新書) たくらむ技術 (新潮新書)
価格:¥ 756(税込)
発売日:2012-12-15

評価  (2点/5点満点)

テレビ朝日の「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」の演出・プロデューサー、加地倫三さんが、とにかく面白いものを作ること、楽しく仕事をすることを目的とした〝企み〟について語ります。

・バカげた企みほど手間をかける

・企画は自分の中にしかない

・会議は短い方がいい

・勝ち続けるために負けておく

・文句や悪口にこそヒントがある

・「イヤな気持ち」は排除する

・計算だけで100点は取れない

・マジメと迷走は紙一重

・企画書を通すにはコツがある

・かわいがられた方が絶対にトク

・仕事は自分から取りに行け

・常識がないと「面白さ」は作れない

・芸人は何を企んでいるのか

・「企み」は仲間と共に

テレビ業界や番組制作の裏側が分かるとともに、他の業種・職種でも参考になる仕事での場面がたくさん登場しますよ。

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2014年173冊目『ひとり社長の経理の基本』

2014-10-04 22:32:51 | その他私が読んだ本
ひとり社長の経理の基本 ひとり社長の経理の基本
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2014-04-25

評価  (2点/5点満点)

資本金1円でも法律上会社が設立できる今、社長ひとりだけの会社が増えています。

ITスキルを駆使した図解化や業務効率化のためのアイデア出しを得意とする税理士・井ノ上陽一さんが、そんなひとり社長のために、経理を極限まで簡略化し、自分で税務申告までできることを目指した1冊です。

経理の3ステップ「①:領収書等を集める」「②:①をデータとして記録する」「③:②に問題がないかチェックする」から、税金の計算・申告・納税までやさしく解説しています。

ひとり社長だからこそ、数字をシビアに読み解かなければいけない。規模が小さいからこそ的確な経理が欠かせないのです。

ただし、本書で書かれているように今やPCやITサービス(会計ソフト)で、経理がグンとラクになっており、ひとり社長自身が経理をやるのは不可能ではありません。

経理を自ら実行するひとり社長が今後増えれば、税理士業自体は大きく衰退するかもしれません。

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