厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

今年119冊目『「1日30分」を続けなさい!』

2008-12-04 22:32:21 | おすすめビジネス書
「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55 「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-06-21

評価  (3点/5点満点)

いま2008年のベストセラーが各方面から発表されていますが、これは2007年ビジネス書で最も売れた本です(累計48万部)。読んでいなかったので、今回読むことにしました。

著者の古市幸雄さんは、読売新聞(カメラマン)を退社後、アメリカでMBAを取得。帰国後、英語学校等のビジネスを立ち上げ。TOEICは980点。古市さん2冊目の著書です。

本書は、著者のホームページで1万円で提供し、500部を売り上げた『負け犬にならないための勉強法』に加筆・修正を加えたもので、勉強の習慣がない人を前提に55の具体的な勉強法を伝授しています。

なるほどと思える部分も多く、みなさんの現在の状況、将来目指す目標にあった勉強法をここから1つ・2つでも発見し、実行してほしいと思います。

<プロローグから一部抜粋>

あなたの会社内で、使えない上司っていませんか。

退社後は同僚と居酒屋、電車ではスポーツ新聞、帰宅すると缶ビールとプロ野球・・・。ビジネス書を読むこともなく、セミナーに通うこともなく、向上心はほぼゼロ。会社に入ってから20年、30年が経ち、時代が変わり、ビジネスパーソンに求められるスキルが大きく変わっているのに、ほとんど何も新しいスキルを習得してこなかった。

また、自分の望む人生を生きるために何ら努力をせず、自分の置かれている現状を、親や生い立ちなど自分以外の外部要因に責任転嫁している。

私は特別なことをしたわけではありません。

一般のビジネスマンが居酒屋で酔っぱらっているときに、スキルを習得するための勉強をしていただけです。通勤中のビジネスパーソンが漫画を読んでいるときに、ビジネス書を読んでいただけです。

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今年118冊目『夢をかなえる時間術』

2008-12-03 22:21:56 | その他私が読んだ本
夢をかなえる時間術 夢をかなえる時間術
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-03

評価  (2点/5点満点)

著者は司法試験指導ではカリスマと呼ばれている伊藤真さん。

本書が一貫して主張しているのは、効率性を追求するだけではなく、まずどんな生き方(目標や夢)をしたいかを定めるのが大事で、それにより時間に対する考え方が変わり、時間の幸福度を高めることができるということ。

具体的なノウハウ・テクニックの前に、なぜ時間術を学ぶ必要があるのか?を教えてくれる1冊です。

<my pick-up>

「迷ったときは、とにかくどちらかに決めてみる」

断れない人は、自分の中に価値基準がはっきりしていないこともある。

その決断が正しいか正しくないかということより、ぐずぐず迷っている時間のほうがもったいない。

その段階ではイエスかノーかの判断をすることに意味がある。

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今年117冊目『3秒で夢をかなえる仕事術』

2008-12-02 22:06:30 | おすすめビジネス書
3秒で夢をかなえる仕事術 3秒で夢をかなえる仕事術
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2008-11-13

評価  (3点/5点満点)

著者は、文化放送プロデューサー(編成部次長)、江戸川大学講師、南海放送ラジオコメンテーター、執筆活動と4足のわらじを履いている清水克彦さん。最近では『残業しないでも1週間分が4日で片づく最速仕事術』(本ブログで紹介済み)という本も出されています。

本書は、ラジオ局プロデューサーの立場から、3秒の重要性(3秒は決して短くない時間である)を説き、3秒で結論を出すテクニック、3秒で自分の売りをアピールするコツ、3秒で弱気な自分を励ましやる気を起こす方法、など3秒の使い方を述べるとともに、数字の「3」(3つ・3人・3割など)を意識した時間術・仕事術も紹介しています。

<my pick-up>

「上司相手でも3割はNOと言おう」

他に頼みやすい人がいないからとか、考えるのが面倒だから、といった理由で、本来なら上司自身がやるべき仕事や雑用まで押しつけてくるケースだってある。

すべて安請け合いしていては、彼らにとってあなたは、単なる「お人好しの便利屋さん」になってしまうかもしれない。ここでも、10のうち3つくらいは、NOと言える勇気が必要になる。

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今年116冊目『「開き直る」こころのセラピー』

2008-12-01 22:43:04 | おすすめビジネス書
「開き直る」こころのセラピー (新講社ワイド新書) 「開き直る」こころのセラピー (新講社ワイド新書)
価格:¥ 900(税込)
発売日:2008-10

評価  (3点/5点満点)

誰しもストレスは持っているといいます。問題はその程度で、ビジネスマンも時々自分のストレス状態をチェックして、ストレスを大きくしないように心がけることが重要です。

本書は、医学博士で慶応義塾大学保健管理センター教授の大野裕さんが、上手に開き直って心の力を強くするコツを、いろいろな方の経験を通して伝えています。

・自分らしく生きている人はたいてい開き直っている

会社での成功、仕事の目標より、そこでストレスを少なくして生きるための意味のほうに重点を移す。人にわかってもらわなくてもいいと考え、実行してみるのも一つの方法。

・休みたいときは休んでしまえばいい

休めない上司はだめ上司。上司が休めば、その間部下はふだん以上に結束して、間違いのないように仕事をする。

・「二番手でいい」と開き直ると組織の中で楽になる

トップを狙わずに二番手を目指すタイプは、生き方としてはどこか開き直ったところがある。ナンバー1を目指すだけが人生ではない。

・気の合わない人に無理に合わせなくてもいい

会社には人事異動があります。それまでのつき合いだ、と期限を決めるのも一つの解決方法です。あるいは、無理して仲良くならなくてもいい、仕事上のつき合いだけだと割り切れば、アフターファイブで解放感を味わえます。

慌しく過ごす毎日の中で、たまにはこういう分野の本も読むことで、①それまでの思い込みからちょっと自由になってもう一度現実を見つめ直す、②落ち込んだ気持ちを元に戻すために親しい人とふれ合う、③人のことはまず置いておいて、自分らしく行動することも大切です。

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