キレるソフトバンク 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2013-12-18 |
評価 (2点/5点満点)
「日経コミュニケーション」誌の記者・榊原康さんが、ソフトバンクの強さを徹底分析します。
・孫社長の度重なる成功と失敗を経て身につけた判断力、世界中に張り巡らせた人脈とそこから得られる情報収集能力、大企業の経営者とは思えない仕事中毒ぶり。その原動力は貪欲なまでの成長への執念。
・孫社長は付け加えて実は慎重派でもある。とにかく数字を重視する。
・ソフトバンクの経営会議で、幹部たちは口角泡を飛ばして意見を戦わせる。決して孫社長の独裁ではない。
・若手社員も熱い。とにかく成果を出すことに執着する。
・社員のチャレンジを促すのは、完全なる実力主義。また、全社で掲げたビジョンの達成に向かって、皆が邁進する。
本書を読むと、「異端児」や「革命児」ともてはやされる孫社長の様々な特徴が見えてきます。「消費者目線」「強い意志」「ユーモラス」「義理堅い」「情熱的」「人をひき付ける力」「同士という考え方」「豊富な人脈」「度量の広さ」「数字至上主義」「大きなビジョンと逆算による戦略立案」「世界の潮流を見抜く目」「情報入手の早さ」・・・それらが幹部や社員へも徐々に浸透しつつあります。
〝日本一の企業〟の目標も、現実味を帯びてきたように感じます。
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