厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2017年18冊目『決定版 出世のすすめ』

2016-12-04 19:50:14 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

2017年13冊目『すぐ動くのはやめなさい』に続き、佐々木常夫さんの著作です。

この本のテーマは「出世」です。

・そもそも出世を目指すことは、会社員にとっての本質である。成長したい、自分に自信を持ちたい、面白い仕事がしたい、誰かの役に立ちたい、人から認められ尊敬されたい、経済力を手に入れたい、社会に貢献したい-。そういう自然な欲求の実現は、出世と不可分なのである。

・出世は、生きている実感を味わえるダイナミックな出来事である。その欲求を押し殺して何十年も働くのはいかにもつまらない。

出世するためには良い習慣を持つ、苦難に立ち向かう勇気を持つ、人に情けをかける、戦略を練る、自分を冷静に評価する、相手を観察する、自信を持つ、仲間を作るなど様々な努力と工夫がいります。

つまり、出世はその人の能力と努力と人間性のバロメータ。出世は、その人の人生の総合力の結果であり、出世を目指すことは、自分の可能性に挑戦して自分を成長させ幸せにすることだと思います。

まずは出世しようと思い立つことが大事ですね。

【my pick-up】

◎「長期のビジョン」「中期の計画」「短期の目標」を立てよ

私は出世しようと思っていたから、「ひとつの部署には長くて3年」と決めていた。同じ部署で3年もやると、そこから先はそれほど伸び代がなくなるからだ。ひとつの部署に3年と決め、それなりの成果を残そうと思えば、1年目、2年目、3年目でやることを決めて、計画的に進めなければならなかった。

◎出世する人は、必ず何か仕掛けをしている

「出世のきっかけ」は自分で摑まえに行くものである。そしてそれは、日常業務とは別の階層で常に意識していなければならない。目の前にはいつも急ぎの仕事がある以上、そういう類の努力は自分で自分に強いなければできるものではない。だからこそ、意識した者が他人より一歩先んじるのだ。

◎「ごますり」も極めれば、立派な戦略となる

上役に気に入られることは出世のための絶対条件である。おべっかやごますりというのは、出世するにはかなり有効な戦略なのだ。他人が聞いたらあからさまにごますりというくらいのほめ方をしないと、相手には伝わらないと思ったほうがよい。

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