成功者3000人の言葉 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2013-05-31 |
評価 (3点/5点満点)
著者の上阪徹さんは、ライターとして3000人以上の方に取材をされています。その中で、多くの人が似たようなことを言っていた。もしかしたらそこには、成功の本質とでもいうべきもの、あるいは成功の要諦が潜んでいるのではないか、ということがこの本を書くきっかけになっています。
ただし、誰ひとりとして同じやり方で成功を手に入れた人はいないので、成功者になるための簡単な答えはありません。うまくいくために持っておいたほうがいい心構えや心がけなど、成功者の言葉の中からヒントを読者一人ひとりが見つけていくことが必要です。
本書は、そのヒントとなる、多くの成功者たちのメッセージが紹介されています。
全体を読んで感じたのは、上を向かない人生はうまくいかない可能性が高いということ。少しでもいいから自分を成長させようという意識を持ち、上を向いて、目の前のことに一生懸命に、誠実に、社会のために、誰かのために生きようとするだけで、必ずいつか報いは来ると思います。
【my pick-up】
◎〝苦しい〟がないと〝楽しい〟はない
苦しいことや嫌なことがまったくなかったとしたら、楽しさやうれしさをどう判定するのか。苦しさや嫌なことがあるからこそ、楽しさやうれしさが浮き立ってくる。もし、楽しいことやうれしいことばかりだったら、きっとそれを楽しいとかうれしいとか、と感じたりはしない。感じることもできない。人間とは、そういうものだ。
だとするならば、あえて苦しい思いに飛び込んでいったほうが、むしろ楽しさやうれしさは大きくなるかもしれない。
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