評価 (3点/5点満点)
社長になる人はひと握り。多くはエネルギッシュに動く社長に日々振り回され、ビジョンを実現していこうと奮闘している人たち。もしかすると、普通のビジネス書の読者の多くは、そういう人にこそ、学ぶべきなのではないでしょうか。
そんな発想のもと、「社長のまわり」の人たちの仕事術に、ロングインタビューによって迫ったのが、本書です。
登場する代表取締役は、カルビーの松本さんやDeNAの南場さんなど6名。
・できない理由を考えるのではなく、どうしたらできるかを考える。
・経営者は孤独。判断は最終的に自分で下さないといけない。
・私利私欲がない。自分の立場や名声ではなく、会社を良くしようと本当に思っている。
「社長のまわり」の話を聞くと、社長自身の魅力がこれまでになかったような形で伝わってきます。「社長のまわり」で仕事をする上で必要になる様々なスキルに加えて、トップあるいは会社の魅力を知る上でも、本書は役に立つと思います。
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