厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2022年200冊目『忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。』は、暇をポジティブに捉えれば悩むことはなくなる

2022-09-13 14:00:57 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本のタイトル『忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。』のうち、実際に内容として触れているのは後半のほうです。

暇とは何か?どう暇と付き合えばいいのか?について考えます。

 

どうやら私たちは暇だとあれこれ考えてしまうようです。逆に言えば「いらんことをあれこれ考えてしまうのは暇だから」ということかもしれません。

 

「暇」を悩みに費やすのではなく、もっと「暇」をポジティブに捉えることが本書の目的です。

「暇」な時間があれば喜んで「さあ、今からどう楽しもうか?」と自分に問い、主体的に行動を選べるようになれば、人生は大きく好転するでしょう。

 

【my pick-up】

◎悩むことは大いなる「暇つぶし」

自己嫌悪や自己否定って壮大な暇つぶしなんですよね。いろいろと考えたり、悩んでばかりいたりする人は、それだけの時間があります。それは、大いなる「暇つぶし」なのかもしれません。

◎「まいっか」でたいていのことはうまくいく

「まいっか」を口癖にしていくと、だんだん「まあ、なんとかなるか!」と気軽に考えられたり、「なるようにしかならんしなあ」と大きく構えることができたりして、心に余裕ができるようになります。そして、「まいっか」が自分に定着すると、考えすぎちゃう癖から抜け出せるのです。

◎とりあえずその場を離れる

私たちは何かを思考しているとき、体の動きはほぼ止まっています。考え事をしているとき、まるでフリーズしているような感じになりませんか?だから、考え事をやめたいなら、「その場を離れる」ことで意識が変えられるのです。そして、ただその場を離れるだけでなく、さらに何らかのアクションを取ることで考えすぎる状態から抜け出すことができます。

◎「私はどうしたい?」と自分に問いかける

ことあるごとに「私はどうしたいの?」と自分に問いかけます。何となくではなく、ちゃんと自分の意志を確認するのです。特に「私は」「自分は」などと、主語をはっきりと意識することも重要です。日本語は主語がなくても文脈から主語を推測できます。そのため、文章でもカットされることが多いのですが、逆にそれが「私は」という意識を薄くしてしまい、他人軸になりがちな要因ともなります。

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2022年199冊目『人生に差がつく時間の作り方・活かし方』は、いま最も出版ペースが速い和田秀樹さんの時間の使い方

2022-09-13 13:49:40 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本は、精神科医・和田秀樹さんが2003年に刊行した『なぜか「忙しい」「時間がない」が口ぐせの人へ』のリメイク版です。

「思ったよりも直さないといけないところが多く、忙しい時期には辛い作業になりました」と巻末でコメントされています。

 

和田さんは『80歳の壁』など、現在最も出版ペースの速い方ではないでしょうか。

2022年3月には月に7冊も新刊書を出したとのこと。

そんな多忙な和田さんの、40年以上続けてきた「時間の使い方」は多いに参考になると思います。

 

【my pick-up】

◎「自分のやりたいこと」が「時間使い」の軸になる!

これをやるための時間は絶対取りたいと思ったら、私ならそのためにいかに早く仕事を終えるか考えます。仕事をいかに早く終わらせて、自分のやりたいことをやるか。その目的があることで、逆に仕事のほうも効率的に終えようと思えるようになって、早く済ませることもできるようになるのです。自分のやりたいことを持つということは、仕事にも自分のやりたいことにも、両方にやる気が出てきます。

◎「仕事のできる人」は「朝型仕事人間」が多い!

夜の就寝時間を早めて午前5時に起床し、朝型に切り替えてみました。これが実に快適で、仕事がはかどるということに気がつきました。私はだんだんと朝の時間の魅力にはまりこんでいき、忙しくなればなるほど早起きになってきました。私の知り合いのなかでも朝型の仕事人間は増えているようですし、偶然かどうかは不明ですが「仕事のできる人」にその傾向は顕著です。会社にいる時間はトータルで同じでも、残業がグンと減って帰宅が早まり、家族と過ごす時間が増えるなどのメリットもあるそうです。

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