評価 (3点/5点満点)
・上司から信頼を得ること
・小さくても成果を出すこと
・自律の意識を持つこと
成果を上げて評価を得るためには、成果や評価の意識から離れて、人と比べず自分自身でいること、そして上記の3つに自分のやり方を見つけそれをやり続けることが重要だというのが、この本の主旨です。
社歴が3年目を迎えて何か壁を感じる方、入社目前の学生や新入社員、そして若手社員の指導に手を焼く上司、それぞれに役立つ内容です。
【my pick-up】
◎とにかく反応する
あなたの努力の方向性は果たして成果に向かっているのでしょうか。答えは簡単です。それを上司に確認すればいいのです。「どうすればいいですか?」と訊くことは絶対に駄目です。自分の考えなしでは信頼感を得るには程遠くなってしまいます。
◎相手への想像力を養う
会社の仕組みが分かってくるにつれて上司の指示が個人的な感情で左右されているわけではない、ということがわかります。相手の考えを理解できるよう上司の1つ上の視座を持とうとすることです。
◎異なる意見は表現する
アサーション(自分の意見を持ちそれを相手に伝えようとすること)の習慣には、たとえば「会議・研修の場では必ず1回は発言・質問する」と決めて実践する、というのが有効です。いろんな会議で発言し、他部署の上長から認められれば、部門新設のときに引っ張られるという例もあります。