トップビジネスパーソンの7つの反常識 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2011-07-01 |
評価 (3点/5点満点)
延べ5万人超に研修を実施してきた能力開発コンサルタント・野口秀一さんが、できる人に共通的に見られる、一見〝反常識〟でありながらよくよく考えてみると理にかなっている行動パターンや考え方を紹介します。
「仕事で成果が出ない」「モチベーションが上がらない」などと感じている人は、この本をきっかけに、自分がいかに世の中の常識にとらわれているかを理解し、それを疑ってみることをおすすめします。本書で紹介されている反常識は、個人のブランド化に繋がることばかりです。
・できる人は、なぜケータイの着信が少ないのか?
・できる人は、なぜ新聞を読まないのか?
など、各章の反常識とも言えるタイトルは、本文を読めばその趣旨が分かります。発想の転換を促し、自己変革へのきっかけを与えてくれるものばかりです。
【my pick-up】
◎できる人は、情報に「価値」を上乗せする
できる人は、自分を差別化したり、優位性を訴えたりすることによって、他者との違いを示します。できる人は、情報と付き合ううえでも、差別化や優位性を重要視しています。
新聞やテレビ、インターネットの情報は、誰もがアクセスできる万人が知る情報です。その情報そのものは、差別化もできませんし、優位性もありません。そこに「価値」はありません。
◎人生のうち2~3回は寝食を忘れて仕事に熱中するべき
とくに若い人を中心に、ワーク・ライフ・バランスの概念を勘違いしている人が増えているように感じます。
ワーク・ライフ・バランスをはき違えている人の中には、ワークとライフをつながっているものとしてとらえず、完全に2つに分けて考えてしまう人が少なくありません。ワークとライフ両方を充実させようという意識に乏しいのです。