厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

今年45冊目『上司は〝だまして〟使え!』

2011-02-21 21:39:56 | おすすめビジネス書
上司は“だまして”使え! 上司は“だまして”使え!
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-01-21

評価  (3点/5点満点)

現役サラリーマンの諒純也さんが、「上司をだます」テクニックを紹介します。

・現状に不満はあるものの、どうしたらいいのかわからない

・やりたいことはあるけれど、上司が認めてくれない

このような2つの悩みを持つ若手でやる気のあるビジネスマンが思いを遂げるために、この上司をだますテクニックが有効です。

上司をだますとはちょっと過激な表現ですが、要はあなたがやりたいことに対してGOサインを出してもらうよう上司を味方にしてしまうということです。

自分の専門領域を変えることなく、1つのキャリアの中で組織(会社)を転々とし、ポジションをアップさせていくことがやがて日本でも主流となるでしょう。そのためには上司をうまく使うという意識も、生き残る上で必要です。

「若手社員たちがどんな悩みを持っているのか?」という観点で、上司が本書を読んでも役に立つと思います。

【my pick-up】

◎プロジェクトの「時間軸」と「完成度」の関係

・新規プロジェクトはいつも高いレベルの進捗を求められる

・山登りと同様、頂点に近づくほどゴールへの進歩・進度が厳しくなる

よく「3年計画だから初年度は気楽にしていればいいや」とか言う人がいますが、それは「プロジェクトの何たるか」を全く理解していない人です。プロジェクトリーダーを経験した人なら、誰でも1度はぶつかる壁がここにあるのです。

周りの人はあなたよりも「せっかち」です。自分のプロジェクトを外敵から守るためにも、初期の完成度(営業であれば見込み客のリストと商談進捗状況の整理、開発であればプロトタイプサンプルの完成等)はなるべく早く上げておきましょう。

「1年目が勝負」と心に決めて一気に完成度の高いところまで持って行くことが必要です。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする