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超!部下マネジメント術-1/3の時間と労力で人が育つ!インストラクショナルデザイン- 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2009-01-22 |
評価
(3点/5点満点)
著者は行動科学マネジメント研究所所長の石田淳さん。アメリカで行動分析学を学び、帰国後、日本人に適したものに独自の手法でアレンジ。日本の行動科学マネジメントの第一人者として活躍中です。昨年11月に、石田さんの著書『超!自分マネジメント整理術』を本ブログで紹介しています。
自分自身の仕事をこなす技術と、人を育てる技術はまったくの別物であり、部下を育成するためには、そのための教え方を学ぶ必要があります。本書では、教育や学習を科学的に研究し、ものごとを確実に効率よく教えるためには、授業や教材をどのように準備し、どのように教えていけばよいか?を体系化した「インストラクショナルデザイン」(指導設計)をビジネスに応用したものです。
これを実践すると、部下に必要な知識・技能を教え、それを日常の業務の中で継続・実行させるための「指導設計」をつくることができます。また、部下育成のクオリティを向上させるだけでなく、その効率をも高めます。つまり、育成にかかる時間が短縮できるのです。
精神論とは一切関係ない、行動科学に裏付けされた再現性と汎用性のある人材育成法をこの本で学びましょう。
《本マネジメントで重要な2つの原則》
- 「部下は常に正しい」が大前提
- すべてのインストラクション(指導)は、「行動」に落とし込まなければならない。「行動」はできるだけ具体的な言葉やビジュアルで表現すること。