面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:2009-01-15 |
評価 (4点/5点満点)
レバレッジシリーズでお馴染み、本田直之さんの最新刊の登場です。
仕事や人生がうまくいっている人たちは、「究極」の面倒くさがりやです。「究極」の面倒くさがりやとは、先行型・変革型の面倒くさがりやで、できるだけ早い段階で「面倒くさいこと」への対処をとります。つまり、「小さな面倒をやっておく」ことで、負の連鎖から抜け出し、日々のストレスからも解放され、成果もあがるという訳です。
たしかに、面倒くさいと思うことは、業務を改善したり、新たなものを生み出すパワーとなるとともに、その面倒くさいことに早く対処することが、結果的にもっとも短時間で仕事をこなすことができるように感じます。本書で紹介されている55の法則は、どれも身近で分かりやすいものばかり(ただし奥が深いですよ)ですので、今日から1日1個ずつ実践していきましょう。
あなたは、なにかの記念日などで、大切な人と流行っているお店に食事に行くとき、予約をとるという小さな手間を惜しまない人ですか?
《いい人ぶらない》
わたしも会社に勤めていたころは、周囲から「あいつは残業をしないやつだ」と思われていました。変わり者だと思っていた人もいたでしょう。しかし、それで苦労したり、損をしたことはありません。わざわざ残業なんかしなくても、就業時間内に結果を出せばいいのです。
《時間を大切にする》
毎日1冊のペースでビジネス書を読むのも、近道を見つけて無駄な時間を過ごさないようにするための投資活動です。
《体を動かす》
疲れのたまった週末こそ、体を動かす。仕事で疲れたとき、ほんとうに必要なのは中途半端な休憩ではなく、リフレッシュです。体を動かし、汗を流せば確実にリフレッシュすることができます。さらに運動が習慣になれば、疲れにくい体になっていきます。
《しっかり眠る》
睡眠と自己投資は、24時間の中でまず最初に天引きされるべき時間です。だからわたしにとって、睡眠時間を削るという選択肢はありません。たとえ自由時間を削ってでも、十分な睡眠(わたしの場合は6時間)を確保します。
《書店に足を運ぶ》
現在わたしがアマゾンを利用するのは5割程度で、残りの5割は一般の書店に足を運ぶようにしています。
《2次会には行かない》
わたしは基本的に2次会や3次会には参加しません。理由は簡単で、2次会は「時間」「予算」「場所」が不確かだからです。
《会社に依存しない》
「会社に依存しない」という意識で仕事をしていると、イヤな上司の存在も気にならなくなります。