![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/40/7f965616258f3ed0cffcd09b0abac898.jpg)
まだ若いその人は、絵を描く人なのに、腕がしびれたり痙攣したりするのです。
今までに何度も手術を繰り返し、今回の手術も、全治の見込みはないかもしれないという但し書き付きでした。
手術はうまく行き、退院の予定も決まり回復を喜んでいた矢先に、再発・・・
今は、それでもさらなる回復を願いつつ、病院でリハビリを続けて頑張っています!
その友と、今なにかつらい思いを抱えている方に、以前にもご紹介したこの詩を、再びお目にかけようと思います。
詩は『愛をこめて生きる』(渡辺和子著・PHP文庫)よりの引用です。
ニューヨーク大学のリハビリテーションー研究所の壁に書き残された、患者さんの詩だそうです。
もし著作権に関して問題がありましたら、恐れ入りますがご指摘をお願いいたします。
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった
偉大なことができるように
健康を求めたのに
より良きことをするようにと 病気を賜った
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと 失敗を授かった
☆ ☆ ☆
この続きは、神への感謝の言葉で結ばれています。
自分の望みは何一つ叶えられなかったけれど、自分にとって必要なことが与えられたと、心から感謝しているのです。
これを書いた人は、きっとクリスチャンだったのでしょう。
私も含めて多くの人が、大きな力をほしいと思い、健康や富や成功を願います。
でも、叶えられるとは限らない・・・
叶えられないことの方が多いのではないでしょうか。
私も人生半ばで突然に病を得て、治療法がないといわれ絶望しました。
仕事には自信があったのに、小さな失敗からリストラに遭いました。
夫の事業の失敗から、何もかも失くして子供の学級費を払えないような生活もしました。
そのたびに「どうして私だけが・・・」と嘆き悲しみました。
しかしその後、この詩を目にする機会があり、気持ちが変わったのです。
神さまの配慮があったかどうかは別にして、これは究極のポジティブシンキングだと感じました。
自分の身に起きることは、すべて自分に必要なこと。
大切なのは、それをどう生かすかなのだと、『人生には何ひとつ無駄なものはない』(遠藤周作著・朝日文庫)にも書かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
今年も金木犀が香っています。
雌雄異株で、日本には雄株しかなくて、実を結ぶことはないのだそうです。
それでも、毎年忘れずに香りと花を楽しませてくれます。
生物にとっては、子孫を残すことや繁栄させることは大事な仕事なのに。
夏の疲れがやっと回復してきた頃に、思い出したように漂ってくるこの香り、なにやらほっとさせてくれますね。
やがてギンモクセイも清楚な花を見せてくれることでしょう。
今までに何度も手術を繰り返し、今回の手術も、全治の見込みはないかもしれないという但し書き付きでした。
手術はうまく行き、退院の予定も決まり回復を喜んでいた矢先に、再発・・・
今は、それでもさらなる回復を願いつつ、病院でリハビリを続けて頑張っています!
その友と、今なにかつらい思いを抱えている方に、以前にもご紹介したこの詩を、再びお目にかけようと思います。
詩は『愛をこめて生きる』(渡辺和子著・PHP文庫)よりの引用です。
ニューヨーク大学のリハビリテーションー研究所の壁に書き残された、患者さんの詩だそうです。
もし著作権に関して問題がありましたら、恐れ入りますがご指摘をお願いいたします。
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった
偉大なことができるように
健康を求めたのに
より良きことをするようにと 病気を賜った
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと 失敗を授かった
☆ ☆ ☆
この続きは、神への感謝の言葉で結ばれています。
自分の望みは何一つ叶えられなかったけれど、自分にとって必要なことが与えられたと、心から感謝しているのです。
これを書いた人は、きっとクリスチャンだったのでしょう。
私も含めて多くの人が、大きな力をほしいと思い、健康や富や成功を願います。
でも、叶えられるとは限らない・・・
叶えられないことの方が多いのではないでしょうか。
私も人生半ばで突然に病を得て、治療法がないといわれ絶望しました。
仕事には自信があったのに、小さな失敗からリストラに遭いました。
夫の事業の失敗から、何もかも失くして子供の学級費を払えないような生活もしました。
そのたびに「どうして私だけが・・・」と嘆き悲しみました。
しかしその後、この詩を目にする機会があり、気持ちが変わったのです。
神さまの配慮があったかどうかは別にして、これは究極のポジティブシンキングだと感じました。
自分の身に起きることは、すべて自分に必要なこと。
大切なのは、それをどう生かすかなのだと、『人生には何ひとつ無駄なものはない』(遠藤周作著・朝日文庫)にも書かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
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今年も金木犀が香っています。
雌雄異株で、日本には雄株しかなくて、実を結ぶことはないのだそうです。
それでも、毎年忘れずに香りと花を楽しませてくれます。
生物にとっては、子孫を残すことや繁栄させることは大事な仕事なのに。
夏の疲れがやっと回復してきた頃に、思い出したように漂ってくるこの香り、なにやらほっとさせてくれますね。
やがてギンモクセイも清楚な花を見せてくれることでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f1/7ca7cdeb68ad1605ab9577e0eb868117.jpg)
生きていると良いことばかりではなく
辛いこと 悲しいこと、、色々な試練に会う
そんな時の心の持ちようって大事ですよね
私なんて ついマイナス思考になりがちですが
この詩を思い出して頑張っていこうと思います
金木犀の優しい色合いと透き通るような葉が美しいですね
銀木犀は趣が違いますが 清楚な感じが素敵ですね
森のどんぐり屋さんの仰るとおりだと
思います。
良いも悪いもなく、必要なために与えられたと
言う事ですね。また乗り越えられるからこそ
与えられるのですね。
ホント、金木犀の香りは癒されます。
上の詩が、一層、活きますね。
つい目先の幸せや欲望を求めてしまいます。
些細なことで不満を言ってしまったときも、
こういう事を思い出せたらいいなと思います。
我が家にはヒイラギモクセイがあります。
ギンモクセイに似た白い花で、香りもそんなにきつくない。
名前の通り、葉っぱにはトゲトゲがあります。
人を寄せつけなさそうなこのトゲトゲも、
意味があって与えられたものなんでしょうね。
どんな言葉が、どんな風に書かれているのか。
(翻訳ですので、厳密には、渡辺さんに、幾分の著作権があると思いますが、出典を明らかにしてありますし、このくらいは、いいんじゃないでしょうか。)
写真、二枚とも、実にお見事です。
写真を気に入っていただけてうれしいです。
この詩は、単なる奇麗事ではなく、きっとコレを書いた人の心からの言葉が連ねられているのだと思います。
厳しい挫折感を抱いて、病を得て入院され、リハビリを始めた頃に得られた「悟り」なんでしょう。
私もどれだけ励まされてきたかわかりません。
忘れないように、書き写していつも眺めています。
つらいときにはどうか思い出してくださいね。
神さまは、持ちきれない荷物はお持たせにはならないと言いますものね。
いずれ自分の心の成長につながる荷物なら、少々重くてもじっくりと抱いていこうと、私は思ったものでした・・・
ここにギンモクセイを持ってきた気持ちを汲んでいただけて、とてもうれしいです。
ありがとうございます。
トゲトゲがいっぱいあっても、ことのほか優しい花を咲かせる植物はたくさんありますね。
人も、ナイーブな心の持ち主ほど、鎧を着ていたり棘があったりすることが多いです。
そんな人も、いつか気持ちが柔らかくなる時があればいいなあと思います。
ブックマークでも記事のリンクでも、どうぞよろしいようにお使いくださいませ。
写真はともかくとして、詩は一人でも多くの方の励ましになれたら、これにまさる幸せはありません。
よろしくお願いします。
渡辺和子さんは、英語にはご堪能かと思われますので、きっと日本人に一番よく伝わる表現で翻訳されていると思います。
でも、英語のよく解る方なら、原文で読まれたらさらに深いものに触れられることでしょうね・・・
著作権、私もこういう使い方ならいいかと思いつつ、でした。
「いいのでは?」と仰っていただいて
ほっとしました。
写真まで気に入っていただけて、とてもうれしいです。
努力なさったのでしょうね。
お辛かったことが多々あったでしょうに乗り切って来られました。
くじけず、前向きに(振り返っても仕方ないですもの)時には支えあって、明るく歩んで行きたいものです。 花を見ると元気が出て、しばし嫌なことが忘れられます。
花は気持ちを和らげてくれますね。
有難いことだと思います。
どんぐり屋さんはお幸せな方です。
皆さんからのパワーを頂かれて。
そして何にでもの好奇心がどんぐり屋さんを救ってくれてますね。
いつもどなたかが助けて、励ましてくださいましたから。
子供たちがいたので、くじけないで超えてこられたのだと思います。
大忙しの生活の中でも、お寺の栗を拾っての栗ご飯、野原のヨメナを摘んでヨメナご飯、池で釣った魚を焼いて、ツクシヤやオオバコやモミジの天ぷら・・・数え切れない楽しい食卓がありました。
田舎に住んでいたのが幸いだったなと思っています。
子供も、時々その頃を懐かしがっています。
家族みんなが仲良しだったので、良い思い出ばかりなんでしょうね。
恵まれていたと、つくずく思っています。
でもそれは他の人から比べたら他愛もないことで今思い出すと恥ずかしくなります。
これから何か困難なことが起こったら、この詩を思い出したいと思います。