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そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

こんなツユクサ、ご存知ですか?

2010年07月30日 | 6~8月の草木
これはメガネツユクサといいます。
面白いでしょう?
背の高い茎のしっかりした種類です。

昨日初めての花が咲いて、私はドキドキでした


これは以前に見ていただきましたね。覚えていらっしゃいますか?

オオボウシバナです。
フリルがたくさんついて花びらも大きく、とても豪華です。


これはいちばん普通のツユクサで、草むらでも元気に咲いていますね!

この写真は秋口の、もう朝は冷える頃に写したもので、花の色が濃くなっています。



これもお馴染みのムラサキツユクサです。


これとよく似ているけれど、色が薄いものも見たことがあります。

通りがかりのお宅のお庭に植えられていました。


ムラサキツユクサの仲間で紫御殿です。

ちょっとごつい感じがして、申し訳ないですが個人的には好みではありません



梅雨の頃に咲くトキワツユクサです。



これの葉っぱに斑入りのがありました。



そうかと思えばこんなのも。

トラディスカンチア・アルビフローラという長い名前が付いているようで、普通には「トラディスカンチア」と呼んでいる人が多いようです。
これはたぶん花壇から逃げ出したものでしょうと、植物の専門家の方が仰っていました。



葉っぱに斑入りといえば、これは京都の美山のペンション「ボリジ」のお庭で見たものです。
ここで初めて見たので、うれしかったです。

斑入り露草(ギンスジツユクサとも)と呼ばれます。

オーナーさんに「これ珍しいよ!」と言ったので、草引きの時にも気を付けてくださり、いまも無事に咲いているようです♪


今までにこれだけの種類を見ましたが、ツユクサの仲間はものすごく種類が多いので、まだまだ見ていないものの方が多いです、、、

いつかどこかで、どんなのと出会えるか、た・の・し・み


今日は写真がいっぱいで、全部見てくださった方、ありがとうございました。
お疲れさまでした!
まあ、コーヒーでもどうぞ




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見つけたよ! 白いネジバナ

2010年07月21日 | 6~8月の草木
             真っ白な花が

             ゆるりとねじれて

             しんと静まり返って咲いていました


             あったのですねえ

             白花のもぢずり


         陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに
         乱れそめにし われならなくに


         河原左大臣(14番) 『古今集』恋四・724


百人一首に詠われているネジバナはもぢづり、と呼ばれています。
とても古くから愛されていたのです。
そして由緒のある花でもあったのです。



この白い花は、今年初めて突然に咲いたわけではないでしょう。
きっと何年も前から、ここに咲いていたに違いないのです。

けれど、
きれいに咲いているときに私が通りかからなければ、
そして
ここに視線を落さなければ、
捜し求めているものがここにあるとは、知るよしもなかったのです・・・・

今日のこの日が
自然界がセッティングしてくれた、この花と私の出会いの日!

これを人は、一期一会というのでしょうか。 



今年はなぜか、様々な色の花と会えました。
改めてご紹介します。

どれも、ちゃんとラン科の花の形をしています。


立派な高価な花ではないけれど、この小さな、野に咲くランの花を私は心から愛しています。
百人一首の歌のように、
「あなたがそこにいらっしゃるから、私の心が乱れるのです・・・」




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雨が長かったので・・・キノコ

2010年07月19日 | 6~8月の草木
これと下の写真は家族の撮影です。

これは先日の箕面公園の奥で見つけています。
タマゴタケと教えていただきました。
写真を写した時にはタマゴの殻のような白い部分はなかったそうです。


こちらは名前が判りません。

大きさは5センチくらいだったそうです。
和歌山県海南市にて。
↓にて、シロオニタケではないかと教えていただきました


ここから下は私の撮影です。なので、我が家の周辺です。

これはツチグリの幼菌(子ども)だそうですが、誰かがけとばしたようで、芝生の前の道にコロンところがっていました。

そんなものをキノコとは、思いもしませんよね~。
何なのか知りたくて写してきて、某掲示板に「これ何?」と投稿して、教えていただけました。
ツチグリと解れば、大きくなった姿を見たくなりましたが、どこにあるのか解らずじまい、、、


これはホウキタケの仲間だと思います。
これは間違い。 シロソウメンタケとコメントで教えていただきました。

キノコのイメージとはちょっと違うので、数年前に教えていただいたときは驚きました。


これはザラエタケ?  杉苔の中からちょこんと頭を出しています。

5ミリ位の暈が半透明で、可愛いので大好きなキノコなんです。
きれいでしょう?

私の指を添えてみましたので、大きさを想像してくださいね。

ホウライタケの仲間?というご意見がありました。
すごく透明感が高いので、数年前に教えていただいたザラエタケと思っているのですが・・・いかがでしょう?



これは名前不明です。葉っぱの間から伸びてきて頭を出したようですが、おままごとのご馳走みたいで、面白かったので♪

ヒナコガサ・ミズゴケノハナ・ワカクサタケの老菌(年寄りになったもの)などのご意見が出ました



これも名前はわかりません。

カンツバキの植え込みの下に生えていました。
ヒトヨタケ科のナヨタケ? というコメントをいただきました。この近くには以前たくさんのヒトヨタケが生えていたことがあるので、私もそれに近いものかな?とも思っていました。


まだまだあったのですが、似たり寄ったりなので、またの機会に。

3年前にもっとたくさんのキノコが出たときの、記事と写真はこちら
キノコ大好きという方は、どうぞ!



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ネジバナの薄色、見つけたよ♪

2010年07月12日 | 6~8月の草木
昨日のことです。たくさん咲いてるなぁと、ニコニコしながら眺めていると、かなり色の薄いものが見つかりました。

以前から白花を見たいと思っていたので、とても嬉しかったです。
といっても真っ白ではないのですけどね。

上の写真と見比べてみてください。
かなり薄い色でしょう?


マクロで写してみました。

うすくピンクがかっていますが、ちょっと珍しいです!


少し離れた所には、こんなのもありました。

少しピンクが濃いですが、それでも普通のものに比べると、おしゃれな感じですよね?

ネジバナはランの仲間ですが、こうして薄い色の花を大きくしてみると、確かにランですね!


ちょっと楽しい気分の散歩になりました。





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箕面公園にて・最終回

2010年07月09日 | 6~8月の草木
駐車場に止めた車の前を流れている、細い流れ。
例の??なタワーから流れ落ちた水が、ここを通ってどこかへ流れていきます。
とても冷たくて、手を洗うといい気持ち!!

ここにも少しの光が降りそそいで、水模様を作っていました。
水と光は、本当に相性が良くて、ちょっと光が当たってくれると、とたんに輝きが増しますネ。



この写真は別の場所で写したのですが、この流れの岸の草にも止まっていたアサヒナカワトンボです。

とってもおしゃれな色のトンボでした。

(詳しく知りたい方はyamaさんのブログへどうぞ。こちらです



センターから川のある方へ行く所には、夕方には締まる出入り口があります。
そこの柵に、秋からぶらさがっているのでしょうか・・・クモの糸にからまって枯れ葉が揺れていました。

湿気の非常に多いところなので、このようにカビ(粘菌?)がくっついて、面白い模様に見えますね。
暗いうえに風が吹き抜けるので、なかなか写りませんでしたけど。


そしてこれが、ウツギの実です。

ウツギ、つまりウノハナなのですが、図鑑で見て憧れていた実です。
面白い形をしてるでしょう?

うちの近くにもあったのですが、切り倒されてしまったのですよ、、、



最後は、皆さんご存知のオカトラノオ。

木立の中で、ユラユラと静かに揺れていました。

もうそろそろ花は終わりなので、きれいな房がなくて寂しかったです。
でも、これは小さいけれど、きれいでしょう?


一週間お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
めったに出かけられない私の、いつもながらとってもレアな、思い出写真集でした・・・





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おはよう~!!

2010年06月21日 | 6~8月の草木
                              おはよう!!
             
                           ねえ、ねえ 見て、見て

                           ぼくには羽があるんだよ

                         今朝起きたらネ 気がついたんだ

                             すごいでしょう

       
                    
                        今から 君のところまで飛んでいくよ

                          幸せのタネを届けに行くから

                           窓をあけて 待っててね

            
                   
                            さあ、飛び立つよ!

                              それっ!!

  





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紫陽花を楽しむ♪

2010年06月16日 | 6~8月の草木
一生懸命に首を伸ばして、やっと降りだした雨を、顔いっぱいに受け止めている姿がいじらしくて、私も濡れながらシャッターを押していました。





これも後姿ですが、色のコントラストが印象的でした。





まあ、どうでしょう!
真ん中の、本当の花たちも満開です。
これだけ開ききると、見事でしょう?





これは別の日、雨の降っていない時です。

真ん中部分が、こんもりと盛り上がっている所に、朝日がスポットライトのように当たっていました。
これも全部開くと、さぞかし見事でしょうね。



♪人の心をごまかすように
七つおたくさ紫陽花は オランダさんの置き忘れ……♪

↑ ご存知の方も少なくなったかもしれないですね?
グレープ時代のさだまさしの「紫陽花の詩」の一節です。

この歌詞について「何のこっちゃ?」と思われた方は
こちらへどうぞ。
詳し書いておられます。少々重いサイトなので、開くまで気長にお待ちくださいね。

紫陽花の花と日本人女性のお滝さんをこよなく愛したオランダ人シーボルト。
そして紫陽花の学名は「オタクサ」・・・


そしてこちらでは、若き日のさだまさしの透明感のある声と、吉田政美の柔らかなギターで、「紫陽花の詩」をお楽しみいただけます!
グレープの他の懐かしい唄も聞けるので、お好きな方はどうぞごゆっくり・・・






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アメリカフウロの愉快なタネ飛ばし!

2010年06月14日 | 6~8月の草木
私の名前はアメリカフウロです。
雑草なので、他の仲間と一緒に引き抜かれることも多く、なかなか皆さんに見てもらえないんです

大きさは7ミリ前後の小さな花です。
でも、可愛でしょ。
見たことありませんか?  


花が終わるとちょっと変わった形の実が出来てきます。
花の真後ろに見えているのがそれです。

ちょっと熟すと、写真の向かって左側に見えているような、ツンツンとしたものが伸びてきます。
実はこれが、ちょっとしたヒミツ兵器なんです!


さらに実が熟してくると根元のところのサヤみたいなのが開いて、黒いタネが姿を現します。
丸く囲んでいる所を見てね。



タネは、入れ物に入っていて、ちょうどスプーンの上に乗っかっているような感じで、くっついています。

そして、タネが充分に熟すと・・・
真ん中のとんがっている部分が裂けて、くるりと巻き上がって、中に入っているタネを飛ばします。
それっ


飛ばした後の姿は、こんな形になるんですよ!

ふふ、愉快な形でしょう?


クローズアップしてみると

もう空っぽになってますが、この中にタネが入っていたのです。



民間薬で、葉っぱを干して煎じて飲まれる「ゲンノショウコ」というのがありますね。
あれの実も、これと同じように巻き上がって、タネを飛ばします。

飛ばした後の形が、お神輿に似ているので、またの名をミコシグサと呼ばれたりしていますね。

このアメリカフウロは外来種ですが、ゲンノショウコと同じ「フウロ属」の植物なので、似ているのだと思います。




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あれっ???

2010年06月04日 | 6~8月の草木
おお、今年もヌカススキがこんなに色づいていました!

毎年UPしているので、ご存知の方も多いことでしょうが、今ごろになると茎がこんなに赤くなってくるのです。

それで遠くから見ると、その辺一面にピンクの絨毯みたいに見えて、初めて見ると驚かされます。

毎年楽しみにしているのですが、草刈りのおじさんとの競争なんですよ
今年は間に合ってラッキーでした。



次に見たのはこれです。
スズランの実なんですが、

スズランはなかなか実が付かなくて、たまにポツンと見かけるくらいです。
それが、一本の茎にこんなにたくさん!!  
こんなの初めてです。

うまい具合に昆虫がやってきたのでしょうか?
花の名残が、まるで白いお帽子みたいですね。



そしてこれも初めて見たものです。

なんだと思います?

見たことない方も多いかと思いますので、こうなる前の姿を。
これなんです。

カラスビシャクといいます。
里芋の仲間です。

カラスが使う柄杓(ひしゃく)に見立てた名前だとか。

マムシグサなどに似ていますが、ずっと小さくて、気味悪いということはありません。

スプーンみたいな部分の上半分に雄花が、下半分には雌花が付いて実がなるとは聞いていたのですが、見たのは初めてでした。
これも、たいていはここに至るまでに草刈りがあるので、見ることがなかったのでしょう。

今年の気候不順のせいで遅れた草刈り、そのおかげで珍しいものが見れました!


最後は、そう珍しくはないですが、ノイバラの花を。

バラの仲間ではありますが、いたって地味です。
そこが好きなのですが・・・

秋に赤い実がなると可愛いですよね



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