もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

化石探検隊

2014年05月25日 | 子育て

 あれは今からもう35年ほど前のことだった老化。

 誰が老化だ! 私が気にしている誤変換をしないでひらがなのままでいいのだ。

 家族でよく多摩川へ魚を採りに行ったことがあった。
 そんなときに小学校の先生をしていた義兄が多摩川の川床が露出しているところで、化石が見つかる・・・と教えてくれて掘りに行ったことがあった。Img_4349 Img_4346









 当時はまだ小学生だった息子も、今では4年生になる子どもを持つ父親になっていて、突然にわが子を連れて多摩川に化石を掘りに行くけれど一緒に行かないかと誘ってくれたて、今度は親子三代で化石探しに出かけてみた。Img_4352







 電車を降りて20分ほど多摩川の下流に下ると、泥岩が露出しているところがあり、30年前にはそこで化石を探す人は我家の家族しか居なかったが、今は化石探しのメッカとなっているようで、何組かの親子連の先客が来ていた。Img_4357 Img_4362 Img_4358












 そして我家の孫も何かを見つけたらしい。Img_4353 Img_4356




 普通にここらで出てくる貝や木の葉の化石ではなく、バームクーヘン状のもので、一見人工物のように見える。
 しかし、その物体は、しっかりと泥岩の中に閉じ込められていて、昨今埋まったものではない。Img_4364

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 息子と孫が1時間以上もかけて掘り出したものは鉄さびのような色をしているが、金属ではなくドロ状の塊でもっと深くまで続いている円筒状のものが途中で切れてしまったようだ。

「恐竜の尻尾の骨かなぁ」
 孫の頭の中の空想はふくらむが、とりあえず持ち帰って調べてみよう。

 今日の化石探しは、この発掘物が何であろうと、孫にとってはかなり刺激的な体験だったようで、息子が自分の子どもを連れて30数年後にまたここに来たように、この孫もおそらくまた何十年か先に、自分の子どもを連れてここにやって来るような気がする。

 しかし、そのときには私はもう居ない。