ぴーなっつ人形の修復をすべく、人形を作る素材を探していたら、思わぬ昔の資料が出て来た。
ぴーなっつ人形一座の旗揚げ公演をしたのは、40年くらい前と思っていたが、これを見ると、正確には34年前の1985年4月のことで私が45歳の時だった。
展覧会の案内状には、作家の田辺聖子さんが言葉を添えてくださいました。
展覧会・オープニングパーティーもにぎやかで、写真の右端の男性は、展示の作品「忠臣蔵」義士の中の一人、潮田又之丞という絵図奉行の末裔という知人で、作品の吉良邸の門前に勢ぞろいをした赤穂浪士の人形には、この人の体形に似せて、ずんぐりと丸みをおびた落花生で潮田又之丞を作ったことを思い出す。
次の白黒の写真は、当時まだ45歳だった私で、黒々とした髪があったという証拠写真。
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ところで、人形の保管状態は・・・
写真ではそれほどでもなさそうに見えるが、人形も大道具、小道具もホコリ焼けとでもいうのか、精彩がなくほとんど作り直しをせねばならない状態だった。
これは古典落語の「禁酒番屋」いう作品だが、これは比較的保存がよくケースを洗い、人形のホコリを払う程度で人前の出せるものも出て来てきてホットするものもある。
今のところ、まだ全部の人形たちを見つけ出して点検をしたわけではないので、安心はできないが、さいわい、1~2月の工作員としても、家庭菜園も比較的ヒマなこの時期に、なるべく作業を進めておきたい。
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