家庭菜園の景色も、今は夏野菜が終わり秋冬野菜へと衣替えの季節で、これと言った収穫物はなくなったが、今年の夏もキュウリの収穫量は半端ではなかった。
この上下の写真も、特に多く収穫した日の写真ではなく、ほぼ連日この状態だった。
では、苗を植える数を減らせば・・・と言うことになるが、昨年3株の植え付けでやはり多すぎたので、今年は2株に減らしたのに・・・
では、1株にしたらと思われるであろうが、1株だけでは、その1株が不調で枯れてしまったらと思うと、やはり保険的にもう1株植えておかないと・・・と言うことで連日このありさまだった。
しかし、好調なのはスイカとキュウリだけで、私の大好きなトマトは不順な天候のせいか、キュウリの数に比べてごらんのように少なかった。
*スイカは小玉だが、1株から16個を収穫し、どれも甘くておいしかった。
季節の変わり目を迎え、まずは秋冬野菜の代表的な大根のタネを蒔くことにした。
青首大根に加えて聖護院大根、さらに昔は神奈川の特産であった三浦大根のタネも蒔いてみた。
さらに、小ぶりな丸大根だが、中国大根の紅心大根。
紅心大根を薄くスライスして甘酢漬けにしたものは、お正月の餅疲れをした胃袋には欠かせない。
そして、2種の辛み大根。
これは、ソバの薬味としてワサビに代えて使うもので、もちろん私も使うが最近になってソバ打ちを始めた二人の友達へのプレゼント用だ。
こうして、タネの他に白菜、キャベツ、ブロッコリーの苗も植えて、畑の景色は一変した。
そんなほとんど収穫物のないときの菜園の副産物に長芋のムカゴがある。
このムカゴは、関東地方ではそのまま茹でるだけで、オヤツ代わりにつまむか、ムカゴご飯として食べていたが、信州出身の野良友が「私たちはゴマ味噌和えで食べていましたよ」と教えてくれて、さっそく真似てみた。
炊きたての新米のご飯の上にのせて食するムカゴのゴマ味噌和えは格別の美味だった。
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