雲ひとつない青空だが、今日は北風が冷たくて寒い一日だった。
寒いわけだ。
今日は全国的に立冬だった。
この頃になると、長芋の蔓も枯れかけてムカゴが目立つようになってきた。
棒で蔓をバサバサと揺らしてみると、ムカゴがバラバラと落ちてくる。
計ってみると750gもあった。
一方、こちらはキクイモ。
イモという名はついているが、外見は生姜に似ているが辛くはない。
このキクイモは雑草のように・・・というより、雑草より強く、キクイモを植えた場所には雑草も生えないばかりか、掘り残したイモが春にはあちこちから芽を出して、畑はジャングル化してときどきターザンの雄たけびも聞こえてきそうだ。
このキクイモをタワシで土を落とし、2~3ミリにスライスをして味噌に漬ける。
味噌は普段使っている味噌で何でもいいが、名古屋出身の私は赤みそを使う。
この味噌をミリンか日本酒で緩め、砂糖を入れて味を調整する。
*ミリン、砂糖の量は自分の好みでいい。
この味噌にスライスをしたキクイモを入れて3日目くらいからおいしく食べられる。
・・・で、今夜は新米の
ムカゴご飯とキクイモの味噌漬けで季節の味を堪能する。
ムカゴの見た目から、口の中に皮が残るような気がしたが、歯触りも舌触りも何の抵抗もなくおいしいご飯となった。
キクイモはこれまで、醤油漬け、粕漬などを試みたが、味噌漬けがとびぬけた旨さだった。
これからの実験予定として、「焼き肉のタレ漬け」「焼き肉のタレ+味噌漬け」などを試してみるつもり・・・。
思わぬ味に出会えるかも。