暮れのおせち料理を作る30日、31日は1年のうちで一番たくさん蒲鉾の板が捨てられる日だ。
そのことを昨年の暮れの30日になって気がつき、あわてて婆ールフレンドたちにメールをしてとって置いてもらったものだった。
10月から試験的に開講している「大人の工作教室」の来春からの本格的運営に備えて、急には集められない素材をそろえておく必要がある。
夏に多い工作教室ではあまり出番はないが、一年中行う大人の工作教室では、お雛様
そのお雛様を飾る台として、蒲鉾板はちょうどいい。
また 子どもの工作教室ではちょっと難易度の関係上あまり指導の機会のない空き缶を使って作る「機関車」の車台にも使う。
それも1輌の機関車に板は2枚必要になるから、これらの需要に間に合わせるには、あらかじめ集めておかねばならない。
そのほかに、発泡スチロールをサンドペーパー(紙ヤスリ)で削って形作る作業には、ペラペラしたサンドペーパーを板に貼り付けて削った方が作業効率が良くてきれいに仕上がる。
そんな目的で来年に使う蒲鉾板は今年に増して需要がありそうだが、おせち料理を作る家庭は年々少なくなってきている。