もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

菜園の冬支度ー前編(前後編一挙公開?)

2013年10月13日 | 家庭菜園

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 コンバインから吐き出されるワラを5束づつ立てて倒れないように先端を縛る。

 米の収穫は刈り取りから袋詰めまですべて機械がやってくれるが、この作業だけは手作業となり、単純作業だが作業量はべらぼうに多い。
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 そこでその作業のお手伝いをすることで、ワラを少しもらって我が菜園まで自転車で10回以上も運ぶ。
 *少しというのは田んぼの全体量との比較で、私がもらう数は約150束に及ぶ。



 運びこんだワラで菜園の一部にワラ囲いで北風を防いだ日溜りを作り、普段はベランダに置いてあるシークァーサー、孔雀サボテンなどの越冬場所となる。
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*シークァーサーはまだ実を着けているので収穫後になるが、クジャクサボテン(ワラ囲いの右端)だけはもう運び込んだ。




 私にとってこのワラ囲いは北風を防ぐ実用性だけではなく、思い出の中の風景への郷愁もある。
・・・・というのは、まだ小学校に入る前後の頃のことだが、当時住んでいた名古屋市内から空襲を逃れて一家で疎開(そかい)をしていた農家(現在の愛知県稲沢市)では、この季節になると刈り取った脱穀前の稲をハサ掛けとでもいうのか、天日干しにするために何段にも高く掛けたところがあり、幼き日の自分がその陽だまりで誰かと一緒に日向ぼっこをしていたという姿が蘇る。

 ワラ囲いは稲の天日干しとは目的は異なるが、その形だけでも私の中の原風景に近づきたいという願望のなせる業なのかも知れない。

 思い出話にはまっていたら、ついつい話が長くなってしまったので、今回はここで一旦中断し、続きは次回・・・(といっても、前後編一挙公開ですから、このままスクロールをして下さい)。


菜園の冬支度(後編)

2013年10月13日 | 家庭菜園

お待たせすることもなく、前回の続きです。Photo

 
 オクラの花はまだ咲いていているが、数日前に今年最後のトマトの収穫を終え、菜園の模様替えは進む。Photo_10

 この夏、猛暑と超多忙が重なった中で失ったものが二つある。
 そのひとつは展覧会の不入りで自尊心を失ったことだが、これより大きな痛手を受けてしまったものがもうひとつある。

 毎年孫たちをイチゴ狩りに呼ぶために栽培していた5品種で150株予定をしていた大切な苗を全滅させてしまったことだ。Photo_2

 細かい事情を書き連ねているとまた話が長くなるので省くが、当面イチゴの畝を作るはずだった5m×3mほどの地面が空いてしまった。

 数日考えた後に、昔やっていた花をもう一度栽培してみることにして、ポピー、ゴテチャ、千鳥草の3種の種を蒔いてみた。Photo_3
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 秋野菜たちは順調に育ち、時差蒔きをした最初の青首大根はもう1回目の間引きを済ませ、あちこちの友人たちに配って評判のいい3種類の辛味大根も無事発芽した。Photo_6












*時差蒔きの青首大根

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*辛味大根3種

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*タマネギの苗床

 極早生、早生、晩生のタマネギの苗も順調だが、8月までに種蒔きを終えていなければならなかった白菜、キャベツ,ブロッコリーはもう間に合わないから明日にでも苗を買ってこよう。Photo_9

 矢継ぎ早の台風26号が近づき、昨日まで真夏日の記録を更新していた空気も一転して秋の空になってきた。